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第4節 vsC大阪「交代選手が流れを変え、逆転勝利」

17日、浦和レッズはヤンマースタジアム長居で、明治安田生命J1リーグ第4節、セレッソ大阪戦に臨んだ。

セットプレーから先制点を失う苦しい展開の中、交代出場した山中のアシスト、マルティノスのPK獲得で逆転し、2-1で今季初のリーグ連勝を飾った。

アウェイ3連戦の最後となる一戦。スターティングメンバーはGKに西川、DFラインの右から森脇、岩波、槙野、右のワイドに橋岡、左のワイドに宇賀神、中盤には中央にエヴェルトン、インサイドハーフに柏木、長澤が並んだ。FWには古巣との対戦となる杉本が公式戦4試合ぶりの先発を果たし、興梠と2トップを組んだ。

立ち上がりから互いにボールをポゼッションしながら攻撃を組み立てていく。レッズはロングボールから興梠が裏を狙うなど、緩急をつけながらチャンスをうかがっていく。前半終了間際には右サイドからFKのチャンスを得たが、長澤からのボールは相手GKにキャッチされ、スコアレスのまま前半を終えた。

後半、立ち上がりにペースをつかめなかったレッズは、54分に長澤から柴戸へ交代。柴戸はアンカーに入り、エヴェルトンが一列ポジションを上げ、中盤の構成を変えて状況の打開を試みる。その直後の56分、西川のスローから素早くカウンターを仕掛けると、左サイドでボールを受けた杉本が中央へ持ち込んでミドルシュート。相手GKにセーブされるが、糸口を見出したかに見えた。

しかし64分、右サイドからのFKをソウザに直接決められて失点。流れを断ち切られた形となったレッズは76分、宇賀神と柏木に代えて山中とマルティノスを同時に投入。するとその直後のFK、山中からのライナー性のボールを興梠がヘディングシュートでゴールへ流し込んで同点とした。

82分には、中央からドリブルを仕掛けたマルティノスがペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。これを杉本が落ち着いて決め、レッズが逆転に成功した。杉本はこれがレッズ加入後の公式戦初ゴールとなった。

その後は最後まで相手にゴールを許さず、2-1のまま試合終了。見事な逆転勝利を収め、アウェイ3連戦を勝利で締めくくった。

次戦は3月30日(土)14時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第5節 FC東京戦となる。

【杉本健勇】
「チームとしては、5連戦で移動もあるタフな日程での最後の試合だったので、しっかりとみんなでひとつになって勝とうというところは話していました。まずはそこを達成できてよかったと思います。

個人的には、小さいときからいたセレッソにすごく感謝もしていますし、相手チームとしてこのピッチに立つというのは初めてだったので、なんて伝えたらいいのか分かりませんけど、試合中もずっと不思議な感覚で、90分があっという間でした」

(1本シュートを打ってから乗れた感じもあったが、ひとつのきっかけになったか?)
「レッズにきてからシュートを1本も打っていなかったので、『今日は絶対打たないといけない』と思っていました。打った瞬間、(興梠)慎三君に『やっと打ったな』と言われました。積極的にシュートを打てたと思います」

(今日は高さを生かすようなプレーで起点になっていたが、役割がクリアになっていた部分があったか?)
「そこは狙っているところが多いんですけど、でももっと良くなるでしょうし、もっと合わせていかないといけないところはあると思います。まだまだ完全じゃない部分が多いんですけど、これからもっと良くしていきたいです」

(プレッシャーのかかる中でのPKだったが?)
「プレッシャーというよりは、(キム)ジンヒョンとは(C大阪在籍時に)いつもPKの練習もしていたので、駆け引きのやりづらさはありましたけど、思い切り蹴りました」

(コースは決めていた?)
「ギリギリまで迷いました」

(ずっとボールを離さずにPKに向かったが?)
「蹴りたかったですし、試合前から(興梠)慎三君と話していて、『もしPKがあったら蹴っていい』と言われていたので、迷わずに向かいました」

(ボールをセットして、後ろからブーイングが聞こえてくるような状況の中でPKを蹴るというのは、プレッシャーが掛かったのでは?)
「これほどプレッシャーが掛かったというか、緊張したPKというのは初めてだったので、『外したらどうしようかな』とか、『ジンヒョンはどっちに動くかな』とか、いろんなことが頭をよぎりました」

(決めた後は、笑顔というより噛みしめている感じだったが?)
「セレッソには感謝の気持ちもあるので、そういう感じになりました」

(みんなが集まって頭をたたかれたりしていたが、どんなことを言われていたのか?)
「普通に『ナイス』とか『もっと喜べよ』とか言われました。点を決めたら全部嬉しいんですけど」

(忘れられないPKになるのでは?)
「そうですね、忘れられないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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