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YBCルヴァンカップ準決勝第1戦 vsFC東京 アウェイ2ゴールで逆転勝利し、第2戦ホーム埼スタへ

2016JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦 vsFC東京戦は10月5日、味の素スタジアムで行なわれ、2-1でレッズが先勝した。

レッズの先発はGK大谷、DFは右から遠藤、那須、森脇、ダブルボランチに阿部と青木、右ワイドに駒井、左ワイドに関根。1トップ2シャドーにはズラタン、武藤、李が入った。李は8月27日のヴィッセル神戸戦以来、公式戦7試合ぶりの先発となった。

また、平川が7月9日の柏レイソル戦以来、伊藤涼太郎が7月23日の鹿島アントラーズ戦以来となるベンチ入り。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が1試合のベンチ入り停止処分を受けているため、堀 孝史コーチが指揮を執った。

試合は19時34分、FC東京ボールでキックオフ。互いに様子見をしながらの立ち上がりとなる中、6分、森脇のオーバーラップからサイドチェンジを挟んで最後は関根がシュート。両チームを通じて最初のシュートとなった。

以後レッズは、4-2-3-1システムでリスクをあまりかけずにボールを保持するFC東京に対して高めの位置で激しく寄せるなど、決定機を作らせない。

一方、早めのアウェイゴールが欲しいレッズは前線の3枚に両ワイドが絡みながらワンタッチのコンビネーションで相手陣内に攻め入り、15分にズラタン、18分に武藤、23分に李、アディショナルタイムにもズラタンがシュートを打った。

試合は0-0のままハーフタイムに突入。すると、後半の立ち上がりの49分、サイドチェンジで数的優位を作られたところから室屋に右クロスを入れられ、羽生が頭でそらしたところを中央で東がヘディングシュート。これが決まり、レッズは1点のビハインドとなった。

反撃に出るレッズは61分、李を下げて高木を投入。関根と駒井のポジションを入れ替え、攻撃に変化をつけていく。

70分には関根に代え、3月2日のACL、浦項スティーラーズ戦以来の出場となる平川をピッチへ。さらに72分にはズラタンを下げて興梠を入れた。

守備を固める相手に対し、攻撃が難しくなりつつもひるまずに攻めるレッズ。すると、77分、興梠の落としから高木が鮮やかなミドルシュートを決めて1-1の同点とした。高木は今季YBCルヴァンカップ通算4得点目。

ここからは、今季リーグ戦でFC東京に2試合とも逆転勝利を収めているレッズの勢いが増すばかりだった。一気呵成で攻め込むレッズは80分、平川の右クロスを武藤がゴール前でねじ込んで2ー1と逆転に成功した。

終盤は平山相太、ネイサン・バーンズと立て続けにFWを入れて来た相手の攻撃をものともしない守備も光った。6分あったアディショナルタイムには平山のシュートを大谷が止めるなど、チームが一丸となってゴールを防いだ。

試合は2ー1でレッズが先勝。価値ある勝利とアウェイゴール2点を手にして臨む準決勝第2戦は、9日(日)14時4分、埼玉スタジアムでキックオフされる。レッズは第2戦を引き分け以上で終えれば、その時点で決勝進出が決まる。多くのヒーローの誕生とともに、レッズはタイトル獲得へ向かって突き進む。

【平川忠亮】
「入ったときは負けている状況でしたし、この1試合だけでなく、2戦を終えての結果という部分で、チームとしてどうしても、アウェイゴールがほしかったです。堀さんからも『スペースが空いているから』ということを言われていましたし、そういう形で得点につなげられて、よかったです」

(試合の流れはどう見ていた?)
「後半が始まって先制され、少しバタバタしていましたけど、トシ(高木)が入って少しチャンスが出てきて、スペースも空いてきていました。『サイドのスペースを使っていきたい』というのは堀さんにも言われていたので、自分たちがボールを取ったときは、素早くスペースに出て行くことを心がけていました」

(半年以上公式戦から離れていたが、声がかかった瞬間の気持ちは?)
「急だったのであまり考える時間はなかったですけど、入って1プレー目でボールを外に出しそうになって、そこで出てたらもっと固くなっていたかもしれないですけど、そのあとはきっちり落ち着けたので、よかったと思います」

(ピッチに立った喜びは感じた?)
「ピッチに立った喜びというよりは、チームが勝って、そのときにピッチに立っているというのが、非常に充実していました。それだけ責任感のある試合に出るということで、重さも実感しましたし、試合に出たときもいいプレーをできるよう、日々の練習をしっかりやっていかないといけないと、改めて感じました」

(アシストの場面については?)
「スペースは縦にも内側にもありましたけど、割と縦のほうをディフェンスが意識していると感じていました。中に行ってからは、シュートを打とうかどうかというときに、武藤が非常にいい動き出しで、ディフェンスがついていきづらいスペースに下りてきて、そこが見えたので、あとは転がすだけでした」

(武藤のゴールが決まった瞬間の気持ちは?)
「嬉しかったですね。武藤に感謝しなければいけないし、そこに関われたことはよかったと思います。自分もケガがあって、それを乗り越えた上だったので、喜びもありました。

ただ、2-1で、チームはアウェイゴールを1点でも多く取らないといけないですし、そこで喜ぶよりも3点目4点目を狙う、または失点しないということを考えました。とにかく、まだ何も手に入れてないので、そういう部分ではきっちり切り替えていかないとやられるなと思っていました」

(シーズン中にはケガもあったが、今日はキレの良さが出ていたと思うが?)
「ケガがひとつ、ポイントだったと思います。あのようなケガをして、時間ができて、自分の中でもう一度考え直して、見直して、できる部分を時間をかけてゆっくりできました。ケガが治ったときには、ケガする前よりいいプレーをしようと心がけていましたし、そういった中でチャンスがきたので、いい形で得点に絡めてよかったです。

ケガが完璧に治るのを待つと、非常に長い時間がかかってしまいます。なるべく早い段階から、痛みがあっても悪化しない程度のトレーニングをしていました。そこは野崎さん(野崎信行アスレティックトレーナー)やドクター、いろいろな人の助けがあって、やってこられました。とにかく、こういう形につながったのは嬉しいですけど、次のホームでひっくり返されたら意味がないので、しっかり準備したいです」

(チームがタイトルを獲る上では、交代選手の活躍が非常に重要だと思うが?)
「交代選手があのように試合の得点に絡むのは、非常にいいことだと思います。ただ、僕もそうですけど、出られない時期が長いですし、その時期に、いかに練習でしっかりやっていくかという部分です。今年は、トシに関しても、前半は出られない時期がありましたけど、残っていたときも本当に切磋琢磨してやっていました。トシの活躍も非常に嬉しかった中で、自分もチャンスで得点に関われたのは、自分の中でもいいきっかけになったんじゃないかと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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