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vs福岡 プレビュー「5年ぶりの対戦、ハードワークでホーム勝利を」

明治安田生命J1リーグ 1stステージ第3節は3月12日(土)14時4分より、埼玉スタジアムで行なわれる。相手は2011シーズン以来5年ぶりにJ1復帰を果たしたアビスパ福岡だ。

福岡は2011年にJ1で17位となり、J2へ降格。以後はJ2でも苦しいシーズンが続き、2012年から2014年までの成績は18位、14位、16位という低迷ぶりだった。

ところが昨シーズンは状況が一変した。2001、2002年に浦和レッズでプレーした井原正巳監督が就任すると、開幕当初こそ3連敗を喫したものの、第4節以降は試合を重ねる毎に強固な守備を基盤とした戦術が機能していき、秋以降はさらに調子を上げた。

J2での成績は3位。惜しくも自動昇格はならなかったがJ1昇格プレーオフを制してJ1復帰を果たした。今季は開幕から2試合を終えて1分1敗という成績だ。

福岡の特長は、日本歴代2位である代表キャップ数122を誇り、「アジアの壁」と呼ばれた井原監督直伝の守備だ。3バックの一角には浦和ユースから2009年にトップチームに昇格し、2014年までレッズに所属した濱田水輝が入ることが予想されるほか、同じく浦和の育成出身である堤俊輔の出番もあるかもしれない。

このことからも明らかなように、レッズが勝利を得るには、前節のジュビロ磐田戦に続き、引いた相手をいかに攻略していくかがカギとなるだろう。

AFCチャンピオンズリーグとリーグを並行して戦っているレッズは、4連戦の2戦目だった柏レイソルとのJ1開幕戦では18チーム中最も多い走行距離(125.235km)を記録して競り合いを制したが、4連戦の最後となった前節の磐田戦では疲労感があらわになり、走行距離は18チーム中17位(114.2km)だった。

とりわけ顕著だったのは、1トップ2シャドーの選手の運動量が少なかったこと。相手ブロックの間に入ってボールを受ける動き、裏に抜け出してボールを引き出す動きが少なく、相手の最終ラインへのプレッシャーという部分でも足りなかった。

「人もボールも動くコンビネーションサッカー」を標榜するミシャ・スタイルにおいて、運動量は生命線である。福岡戦ではその部分をあらためて意識していかなければいけないだろう。

一方、守備面では奪われた後のカウンターを注意したい。福岡は昨夏に加入したFWウェリントンが好調で、既に開幕から2戦連続得点を決めている。前を向かせると危険な選手であり、マークにつく選手はなるべくゴールから遠い位置で対応していきたいところだ。もちろん、パスの出どころやクロスに対しても、厳しくプレッシャーを掛けていくことが求められる。

福岡との対戦は2011年11月26日のJリーグ第33節以来となる。当時のレッズはJ1残留争いのまっただ中。息苦しいほどの緊迫感に包まれた一戦で、レッズは2-1の逆転勝利を収め、J1残留を確実にした。あれから5年。リーグのトップを目指して闘う2016シーズンのレッズに連敗は許されない。フィジカル面、メンタル面でハードワークし、必ず勝利を手にしよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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