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vs福岡 プレビュー「2ndステージ開幕、アウェイで勝ち点の上積みを」

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第1節アビスパ福岡戦は、7月2日(土)19時4分より、レベルファイブスタジアムにて行なわれる。1stステージを10勝3分4敗、勝ち点33で3位という成績で終えた浦和レッズとしては、逆転での年間優勝に向けて巻き返しをはかるべきステージ。福岡戦はそのためのリスタートマッチとなる。

反撃の下地はすでにできている。レッズは1stステージ終盤のホーム2連戦フィニッシュを飾った。

2試合はいずれも3得点。その前の試合のサンフレッチェ広島戦も、敗れはしたものの2得点を記録しており、5月14日のアルビレックス新潟戦から続いていた得点力不足はすっかり解消した。

中でも、6月22日のFC東京戦後にリオデジャネイロオリンピック2016のU-23日本代表メンバーのオーバーエイジ選手内定が発表された興梠は、続く最終節のヴィッセル神戸戦で2得点と爆発。リーグ戦8試合ぶりのゴールで勝利に貢献した。

「リオに行くまでの試合で、もっとコンディションを上げながらチームに貢献したい」と話しており、福岡戦でも期待は大きい。

5年ぶりのJ1で1stステージ最下位に終わった福岡は、得点力の低さが順位に反映し、17試合でわずか2勝だった。しかし、ホームでは公式戦12試合で2勝6分4敗と粘り強く、第16節には首位に立っていた川崎フロンターレとの対戦で2-2と引き分け、川崎が首位から転落。鹿島アントラーズの1stステージ優勝を陰で演出した。

一方、リーグ戦では振わなかったがJリーグYBCルヴァンカップ グループステージはB組2位で準々決勝に進出しており、自信を失っているということはない。4得点のウェリントンや3得点の城後 寿、同じく3得点の金森健志には注意したい。元レッズユースの邦本宜裕にも注目。センターバックでポジション争いをしている元レッズ勢、堤 俊輔や濱田水輝とのマッチアップも楽しみだ。

レッズは昨シーズン、1stステージで史上初という無敗優勝を飾ったが、2ndステージは第2節から第5節までの4試合に勝利がなく(2分2敗)、その間に年間順位2位へ後退していた。シーズン終盤の失速がクローズアップされることが多いが、年間優勝を果たせなかった理由はそれだけではない。ステージ立ち上がりのこの時期に、しっかりと勝ち点を積み重ねていくことが重要になる。

福岡戦のポイントとしては、守備意識の再徹底と、時間帯やスコアに応じた全体の意思統一が挙げられる。1stステージ終盤5連戦の失点は10と非常に多く、これをどう修正するか。高い位置からのプレスや攻守の切り替えでレッズらしさを出しつつ、足が止まってきた時間も組織的な守備をしていけるよう、守備陣のリーダーシップも求められる。

1stステージの上位2チームはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しておらず、試合日程によるコンディションの差は小さくなかった。条件がフラットになっていく2ndステージこそ勝負。開幕戦で勢いをつけ、真夏の陣へと突入していきたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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