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vs神戸 プレビュー「ホーム3連戦の初戦、白星で勢いを」

明治安田生命J1リーグ第29節 ヴィッセル神戸戦は10月14日(土)19時3分より、埼玉スタジアムで行われる。

国際Aマッチウィークによる約2週間の中断を挟んでの一戦。残り6試合となったリーグで最終順位をひとつでも上げるべく、必勝を期して臨む試合だ。

今季の神戸は、シーズン開幕前は上位進出を目指して大型補強をし、7月には元ドイツ代表FWルーカス ポドルスキを完全移籍で獲得するなど、積極的な強化策を見せてきた。しかし、上位争いができたのはシーズン序盤だけで、以後は失速していた。

とりわけポドルスキが加入したころが最も調子が悪く、負けが込んだことで8月にネルシーニョ前監督が解任された。その後は吉田孝行ヘッドコーチが暫定的に監督に昇格し、指揮を執っている。

とはいえ現在はポドルスキがチームにフィットしてきたこともあり、戦力に見合った力を出しつつある。ここまでの成績は12勝4分12敗、勝ち点40で10位だが、特にここ4試合は負けなし(3勝1分)と調子を上げている。

警戒したいのは、やはりポドルスキだ。出場10試合で4得点。ペナルティーエリア内での強さは一流だが、ボックスからやや離れたところからでもシュートを狙ってくるので、強烈な左足に関しては遠目の位置でも注意を払いたい。きっちりコースを切ることはもちろん、楽に前を向かせることのないように厳しく寄せることが求められる。

また、キープ力のあるポドルスキにボールを預け、衛星的に動く渡邉千真、田中順也、大森晃太郎らが裏に抜けていくプレーも要注意だ。

迎え撃つレッズは国際Aマッチウィークによる約2週間の期間を、残りの試合で100%戦いきるための準備として過ごしてきた。まずは9月9日から10月1日までの7連戦の疲労を取り、心身共にリフレッシュ。そして、組織プレーの熟成にも力を注いだ。

神戸との対戦はホームでは12年以降負けていないが、当然、油断は禁物だ。中断明けということも踏まえ、集中力を高めて試合に入ることが重要になってくる。

レッズは現在、13勝5分10敗、勝ち点44で7位にいる。上位との差は決して小さくはなく、順位的にも苦しい位置にいるが、残り6試合をすべて勝てば勝ち点62になる。これは年間2位だった14年と同じ勝ち点である。14年以降、3年連続で記録してきた「勝ち点60以上」を続けることができれば、何かが起きるかもしれない。

リーグ戦は残り2ヵ月を切り、どのチームもラストスパートを行う時期に入った。争いは厳しいが、質の高いサッカーを見ることのできる時期とも言える。

レッズは神戸戦を皮切りに、18日(水)には上海上港とのAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、22日(日)にはリーグ第30節 ガンバ大阪戦がある。ホーム3連戦の初戦を白星で飾り、勢いをつけていく姿を見たい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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