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vs甲府プレビュー「正念場の一戦、勝利でふたたび前進を」

29日(水)、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第5節が行われる。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムでヴァンフォーレ甲府との一戦に臨む。

チームは、前々節のサンフレッチェ広島戦、前節の名古屋グランパス戦に敗れ、リーグでは2013年以来の連敗を喫した。年間順位では2位に後退、2ndステージでは13位と出遅れた形となっている。

「いい内容の試合をしながらも連敗しているのは、非常に良くない流れだと感じている」

前節の名古屋グランパス戦後、ミシャ監督はそう率直に感想を述べた。特に前節は、約70分間、一人少ない状況で戦い、それでもチャンスを作って試合の主導権を握っていただけに、結果は非常に悔しさを感じるものだった。しかし、1シーズンの戦いで考えれば、1stステージのような好調を終盤まで維持し続けるのは難しく、どこかで停滞するのは避けられないだろう。それがいまであると考え、この期間をできるだけ短くし、ふたたび勝ち点を積み上げていきたいところだ。

今節対戦する甲府は、2ndステージで1勝1分2敗の12位。年間順位では、14位となっている。序盤は成績が低迷し、1stステージ第11節後に監督交替を行ったが、GMの佐久間悟氏が指揮官に就任して以降は、11試合で20失点していた守備を10試合で5失点と改善させている。守備が固く手ごわい相手と言えそうだ。

レッズとしては、夏場の連戦ということ、また守備が固い相手ということも考慮して、まずは慎重に試合に入り、ゲームを安定させ、後半勝負というプランも考えられる。

また、こうした苦しい時期には、1stステージでチームに勢いをもたらした武藤雄樹のような存在も欲しいところ。その予感を抱かせる高木俊幸を筆頭に、森脇良太が退場処分を受け、今節は出場停止となるので、その代わりにプレーする選手の活躍などにも期待したい。

夏場の連戦でコンディション維持なども難しく、またチームは連敗しており、厳しい戦いが続くが、この甲府戦に向け那須大亮は、次のように述べていた。

「連敗してしまったので、ここが我慢の正念場だと思います。ここで崩れることなく、前を向き続けることで必ず次は良い結果になると思っています。チームとしても個人としても正念場です。サポーターに悔しい思いをさせてしまっているので、今は歯を食いしばって、次のホームでは必ず勝ちたいです」

浦和レッズが目指す年間勝ち点1位という目標を達成するためには、常に目の前の試合に全力で取り組み、勝ち点を積み重ねるしかない。那須の言葉どおり、歯を食いしばって、勝利し、この状況を打破して、ふたたび前へと進んでいきたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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