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vs清水 プレビュー「目の前の試合に集中し、全力で戦おう」

水曜日に行われた柏レイソル戦では、2度勝ち越しを許しながらも粘り強い戦いを見せ、90+1分に武藤雄樹が4試合連続となるゴールを決めて3-3とし、貴重な勝ち点1を積み上げた。この試合は、これまでのゲームよりも全体的にミスが多く、また柏という実力のあるチームに苦しめられる展開だったが、その中でも焦れずに我慢して戦い、勝ち点を得た姿は、昨シーズンからの成長が感じられるものだった。

今節対戦する清水は、3勝4分7敗の17位。昨シーズン途中に就任したクラブOBである大榎克己監督のもと、若い選手などを起用して戦っているが、なかなか結果が出せていない。それでも前節、川崎フロンターレと対戦し、5-2と攻撃陣が結果を残して、復調の兆しを見せており、侮れない相手だ。

警戒したい選手は、大前元紀とピーター・ウタカ。大前は個人での突破も、周囲を生かすこともでき、ウタカは身体能力を生かしたプレーで起点になって、攻撃を活性化させている。レッズとしては、これまでどおり攻守の切り替えや戦うことをベースに、きっちりと組織で対応することも心がけたい。

清水の基本布陣は、3-3-2-2。3バックの前にアンカー、ウィングバックを据え、トップ下2枚と2トップという布陣だ。守備時には、前の4枚でボックスを作り、前線からプレッシャーを掛けていく傾向にあるが、システムの構造上、逆サイドには大きなスペースが生まれている場面がある。また、前節の川崎戦では、2失点ともクロスから喫しており、ゴール前に人数がそろっていたDFは、ボールウオッチャーとなっていた。レッズとしてはピッチを幅広く使い、サイドを突破して得点に結びつけていく形が有効だと考える。またディフェンスラインが極端に高い時間帯もあるので、背後のスペースを狙うのも効果的だろう。

今節、レッズが清水に勝利し、2位ガンバ大阪がヴィッセル神戸に敗れれば、1stステージの優勝が決まり、年間総合優勝を懸けたチャンピオンシップの出場権も得られる。しかし、レギュレーション上、年間勝ち点1位にチャンピオンシップでの優先権があり、さらに昨シーズンの悔しさは、最後の『タイトル』を勝ち取らなければ晴らすことはできないだろう。

そのためにも、まず目の前の試合の勝利に集中し、勝ち点を積み上げていくために全力で戦おう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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