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vs清水プレビュー「やるべきことを徹底し、アウェイで勝利を奪う」

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第11節、清水エスパルス戦は19日(土)19時4分より、エコパスタジアムで行なわれる。

浦和レッズは前節の柏レイソル戦で1-0の無失点勝利を収めた。この試合はスコア以上に内容が良く、また、途中出場だった高木のレッズ加入後初ゴールが決勝点になるなど、チーム全体が勢いづいた一戦だった。

8月以降、試合内容で停滞が見られたチームにとっては、「走る・攻守を素早く切り替える・球際でファイトする」といった基本の重要性を再認識するきっかけともなった。

このような流れで迎えるのが清水戦だ。レッズとしては勝ち点や順位に惑わされることなく、綿密な準備と慎重な戦いをする必要がある。

1stステージを屈辱の最下位で終えた清水は、2ndステージ途中から田坂和昭監督が就任し、このところ徐々にしぶとさが出てきた。年間成績を見れば、首位タイの勝ち点58を手にしているレッズに対して、清水は依然として降格圏の17位に位置する勝ち点21とその差は大きい。

しかし、直近4試合にフォーカスしてみると清水の失点はわずか3で、守備に粘りが見えており、3分け1敗と勝ち点を重ねている。攻撃陣に目を移すと、ピーター・ウタカと5年ぶりにJリーグに復帰した鄭大世の2トップはフィジカルが強くて迫力があり、前を向いてボールを持たせると危険だ。

鄭大世には水原三星在籍時の今年4月、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で対戦した際に点も決められている。GK西川は「大世さんの強さは相変わらずだが、フィジカルのところでは絶対に負けてはいけない」と手綱を引き締める。

もうひとつのポイントは4バックの相手に対してのプレスの掛け方だ。リーグ第9節の横浜F・マリノス戦、ヤマザキナビスコカップのアルビレックス新潟との第1戦はいずれも4バックの相手を捕まえきれず、大量失点と黒星につながった。清水も4バックでくる見込み。柏木は「プレスにいくところのメリハリをつけないといけない」と話している。

メンバーには一部変更がある。出場停止の槙野ところに誰が入るのか、そして、入った選手がどのようなパフォーマンスを見せるのか。日頃ベンチスタートとなっている選手たちがしっかりと実力を発揮することを期待したい。

また攻撃陣でも、ヤマザキナビスコカップ新潟戦の第2戦でゴールを決めた李、柏戦で決勝点を入れた高木に加え、スロベニア代表帰りで前節は欠場となったズラタンら、途中出場の多い選手たちの活躍は欠かせない。

リーグ戦は残り7試合。ここから先は1試合ごとの結果がすべて2ndステージの順位と年間順位に直結する。清水戦では、やるべきことを徹底すれば勝ち点3は手に入るはず。第12節の鹿島アントラーズ戦まで続くアウェイ連戦の初戦で白星をつかみたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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