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vs横浜F・マリノス プレビュー「リーグ戦最終節に勝利し、年間勝ち点1位でチャンピオンシップへ」

2016シーズンのリーグ最終戦となる明治安田生命J1リーグ2ndステージ第17節、横浜F・マリノス戦は、11月3日(木・祝)、埼玉スタジアムにて13時33分にキックオフされる。

浦和レッズは前節のジュビロ磐田戦で勝利を収め、1試合を残してステージ優勝を決めた。だが、年間勝ち点順位はまだ確定していない。2ndステージ最終節は、年間勝ち点1位を懸けた非常に重要な一戦となる。

相手の横浜F・マリノスは現在年間勝ち点9位。前節までは年間勝ち点4位になって来季AFCチャンピオンズリーグ出場の望みをつなぐという目標があったが、それがなくなり、優勝争いにも残留争いにも絡んでいないという状況だ。

とはいえ、最終節ともなればおのずと集中力は増すうえに、元々選手個々の能力には疑いのないチームであるだけに、最大限の注意を払うべきであることに変わりはない。特に夏場以降は司令塔の中村俊輔を負傷で欠きながらもチーム全体がしっかりまとまっており、2ndステージは6位につけている。前節のサガン鳥栖戦では0-2から2-2と追いつき、粘り強さも見せている。

最も警戒したいのは、サガン鳥栖戦の同点ゴールを含め、ここ3試合で4得点を決めている齋藤 学だ。ドリブルの切れ味はJリーグ随一で、ボールを持たせると簡単には止められない。鳥栖戦のゴールシーンのように、完全な個人技で得点を生み出すこともある。守る側としては、簡単に前を向かせないことや、距離を詰める際の間合いに注意していきたい。

迎え撃つレッズは、全員が勝利に燃えている。なぜならば、最終節に勝つことで年間勝ち点1位の座を確実に手中に収めることができるからだ。年間勝ち点1位になれば、Jリーグチャンピオンシップ決勝にシードされるうえに、ホーム&アウェイの第2戦をホームで戦うことができることになる。

また、レッズが引き分け以下に終わった場合でも年間勝ち点2位の川崎フロンターレの結果次第ではレッズの年間勝ち点1位が決まる。

今回の最終節にはそのほかにもさまざまな記録が懸かっている。レッズは前節勝利により、年間勝ち点(73)と年間勝利数(23)でクラブ記録を塗り替えているが、あと1勝すればリーグ戦連勝数がクラブ新記録の7になる。さらに、無失点で試合を終えれば失点数27で、これはクラブ新記録だ。

リーグ記録の更新も懸かる。最終節勝利なら、年間勝ち点と年間勝利数で、2005年に現行の18クラブになってからのJリーグ記録を更新することになる。

さまざまな記録の可能性について紹介してきたが、とにかく選手たちは、ホーム最終戦に勝って、ファン・サポーターとともに歓喜の瞬間を味わいたいとの思いが非常に強い。それが天皇杯、チャンピオンシップに向けて良い流れを作っていくことにつながる。

チームは前節を終えた後、1日の休息を挟み、11月1日から再始動した。YBCルヴァンカップ決勝で120分戦った後は、優勝争いが続く緊張感の高い試合を続けてきたことや、前節から最終節までの間隔が中4日と短いことで多少の疲労が残っているだろう。横浜F・マリノス戦ではぜひとも今シーズン最高のパフォーマンスを見せ、チャンピオンシップへ弾みをつけたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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