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vs川崎 プレビュー「川崎に勝利し、上向きつつある状態を確かなものにしよう」

明治安田生命J1リーグ 第13節 川崎フロンターレ戦は7月5日(水)、19時3分より、等々力陸上競技場でキックオフされる。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦により未消化だった今節は、前半戦の折り返しとなる一戦。互いに前の試合から中3日での連戦という状況で、上位との勝ち点差を詰めるために勝ち点3を手にしたいという試合だ。

川崎はここまで8勝5分3敗、勝ち点29で暫定6位にいる。今季は昨年まで5年間指揮を執った風間八宏監督が退き、2010年から2016年までトップチームのコーチを務めていた鬼木達監督が内部昇格で指揮を執っている。

戦術は風間前監督が構築してきた攻撃的なサッカースタイルが継承されている。2013年から2016年までの4年間の在籍期間中にJリーグ得点王に3度輝いたFW大久保嘉人が移籍した中、今季からチームキャプテンに就任したFW小林悠が6得点と奮闘中。中盤のベテランMF中村憲剛とリオオリンピックに出場した大島僚太がチャンスメークをし、連動性の高い動きから人数を掛けてゴールに迫るスタイルを継続してきた。

連戦続きだった第6節から第9節は調子を落とし、4試合3分1敗と苦しんだが、今季ガンバ大阪から移籍加入したMF阿部浩之が第8節に加入後のリーグ初ゴールを挙げると、以後も得点を重ねてここまで9試合で7ゴール。第10節以降は失点も大幅に減り、7試合で15得点3失点となっている。

攻守の歯車がかみ合っている川崎に対し、浦和レッズは前節のサンフレッチェ広島戦に4-3で勝ち、5試合ぶりの白星を飾ったとはいえ、試合運びはまだ不安定な状態が続いている。

広島戦では2-3とされてからの残り約20分間に2ゴールを入れて逆転勝ちしたことで、かなりの労力を費やした。また、今回は相手が4バックで来るか、3バックで来るか、読みにくい。受け身になってはいけないが、まずは慎重な立ち上がりから、ピッチ内でしっかりと声を掛け合いながら試合を進めていきたいところだ。

また、すっかり真夏のコンディションになったことも念頭に置きたい。90分間を通しての体力配分や時間帯とスコアに応じたゲームコントロールなど、細部をおろそかにしない戦いが求められる。

一方で、広島戦で上向き状態を示した攻撃陣への期待は膨らむ。それぞれ5月以来のゴールを決めた興梠、武藤、ピッチに立った1分後に今季リーグ初ゴールを決めて反撃の口火を切ったズラタンに加え、ラファエル シルバや李も状態は上向いている。執念と個人技で広島戦の勝ち越し点を決めた関根はメンタル的にも燃え上がっている。

レッズと川崎の通算対戦成績は9勝7分8敗とほぼ互角であり、過去の試合内容を振り返ると、つねに均衡した中身の濃いゲーム展開が繰り広げられてきた。

川崎とは8、9月にACL準々決勝でホーム&アウェイで戦うことになっている。そこを踏まえても是非勝っておきたい試合であることに加え、局面における緊迫感の高いゲームをすることで、攻守のバランスを取り戻すことにも期待したい。

そして、強敵である川崎に勝利し、上向きつつある状態を確かなものにしよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

vs川崎 プレビュー「川崎に勝利し、上向きつつある状態を確かなものにしよう」

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