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vs大宮プレビュー「夏休み最後の戦い『さいたまダービー』 ホームで勝利を」

浦和レッズは23日に行われたアウェイ・FC東京戦で2度のビハインドを追いつき、勝ち点1を積み上げた。次に迎えるのは、レッズにとってただの1試合ではなく、必ず勝利が求められる「さいたまダービー」大宮アルディージャとの戦い。30日(土)にホーム埼玉スタジアムで18時4分にキックオフされる。

今年のリーグ戦の戦績を見ると、現時点で首位を行くレッズに対して大宮は降格圏内の17位に低迷しており、その差は大きく開いている。しかし過去J1の舞台で19回行われてきた「さいたまダービー」の結果は、7勝5分7敗と五分。リーグで戦う際には並々ならぬモチベーションを以て臨んでくる大宮に、レッズは優位と見られた状況での対戦でも幾度となく苦杯をなめさせられてきた。それだけにこの戦いではお互いの順位を一旦忘れ、目の前の大宮を全力で叩き潰しにいかなくてはならない。

大宮はリーグ戦では9試合勝ちなし、ここへ来て守備陣にケガ人が続出するなどチーム状況は芳しくない状況だが、それでもズラタン、ムルジャの両外国人アタッカーは大いに警戒すべき選手だ。ともに高さがあるだけでなく、ゴール前では独力でシュートまで持ち込めるだけの高い能力を有しており、一瞬の隙が命取りとなりかねない。レッズとしてはまず前線から厳しく守備を行っていくことで相手に余裕を与えず、2人にいい形でボールが入る場面をできる限り阻みたい。

そして、高い位置でボールを奪えたならば、そこからの素早い攻撃で大宮に時間を与えずにゴールへと迫っていきたい。理想は前節のFC東京戦、柏木陽介のボール奪取から10秒程度でフィニッシュまで持ち込んだ、梅崎 司の先制点の場面のような形だろう。また、もし相手が引いて守りを固めてきたとしても、最終ラインからの大きな展開、あるいは前線の3枚へのくさびのパスなどを使い、より相手ゴールに近い位置でゲームを進めたい。試合の主導権を握ってプレッシャーをかけ続けていけば、必ず相手にも隙は生まれるもの。そうして早い時間で先制点を奪うことができれば、さらに優位に試合を進めていくことができる。

レッズがリーグ戦で大宮相手にホーム・アウェイ(5/10第13節○2-0)で共に勝利すれば、初のJリーグ制覇を成し遂げた2006年以来のこととなる。これからの秋の戦いに臨むにあたって大きな弾みとなることは間違いない。まずはこの一戦、ホーム・埼玉スタジアムをレッズの「赤」がもたらす熱狂で包み込み、最高の雰囲気の中で大宮を迎え撃ち、ダービー連勝という最高の結果を勝ち取ろう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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