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vs名古屋 プレビュー「相手に走り勝ち、ハードワークでアウェイ勝利を」

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第4節・名古屋グランパス戦は、25日(土)19時4分よりパロマ瑞穂スタジアムで行なわれる。

浦和レッズは前節のサンフレッチェ広島戦で今季初黒星を喫し、1stステージ開幕から続いていた不敗記録が19試合でストップした。年間勝ち点では首位を守っているが、2ndステージの成績では1勝1分1敗、勝ち点4で9位。シーズン全体を考えれば黒星1つに過敏になる必要はないが、やはり連敗は禁物だ。名古屋戦はしっかりとアウェイで勝ち点3を手にし、1stステージのようなみなぎる力を取り戻していくための重要な試合になる。

名古屋は第3節までを終えて1勝1分1敗、勝ち点4、得失点差0。これはレッズとまったく同じ数字だが、得点数でレッズを上回っており、順位は6位となっている。

システムもレッズと同じ3-4-2-1。ただし、戦い方には違いがある。名古屋の特徴は長身選手のパワーと前線のスピード。次節は攻守で圧倒的な存在感を見せる田中マルクス闘莉王が出場停止となるが、代わりに188cmの大武峻、あるいは187cmの牟田雄祐が入ることになれば高さは保たれる。右ウイングバックの矢野貴章も186cm。このところ途中出場が続いているFWノヴァコヴィッチは193cmあり、特にセットプレーとなればこの高さは脅威だろう。

攻撃陣では、2シャドーの永井謙佑、小屋松知哉のスピードが特長だ。1トップの川又堅碁、また、前述の通り、ノヴァコヴィッチも含めて、警戒すべき選手は多い。

さらに注意したい点は、この2試合で名古屋が粘り強さを見せていることだ。第2節ガンバ大阪戦では0-2から後半に3得点して3-2の逆転勝ちを演じており、清水エスパルスと対戦した前節は53分に闘莉王が退場して10人になってから2度同点に追いついている。

以上のことからも、難しい試合になることは容易に想像がつくが、一方でレッズには好材料が多いことを強調したい。

広島戦では今季初黒星という結果に目がいきがちだったが、試合内容は今季の中でもかなり良いものだった。シュート数は1stステージ松本山雅戦と並んで今季最多タイの23本。久々の先発となった高木俊幸と永田充が良いパフォーマンスを見せたこともしっかりと評価したい部分だ。むろん、粘りの面でも今季の浦和は秀でており、名古屋に劣るものはない。

日本列島は猛暑が続いている。相手に走り勝つサッカーを標榜しているレッズにとっては、ここは踏ん張り時でもある。全員がハードワークを忘れずに戦って勝利をつかみ、ホームに戻って来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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