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vs仙台「凌ぎ合いの上位決戦、スコアレスドローに」

23日、3位のレッズは埼玉スタジアムに首位を走るベガルタ仙台を迎えた。ベガルタとの勝ち点差は5。19時4分、試合はレッズのキックオフで始まった。
レッズの先発は前節ガンバ大阪戦のスターティングメンバーから平川と宇賀神が入れ代わった以外は変更はなし。
前半は両チームとも手固い試合運び。じっくりとしたビルドアップから攻撃を構築していくも、相手の守備に阻まれて良い形でのフィニッシュへとつながらない場面に終始する。
決定機は20分、レッズ陣右からのベガルタのCKのみ。こぼれ球をフリーで蹴り込まれそうになるが、シュートミスに救われ、前半は0-0で折り返す。
メンバー交代なくはじまった後半、開始早々にマルシオ リシャルデスがエリア外右から右足でミート。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくもゴール右のポストに嫌われる。このシュートを皮切りに、後半は両チームとも積極的なフィニッシュで攻撃を終わる回数が増えはじめる。
58分には梅崎が左からカットイン、柏木を経由して右サイドの宇賀神へ。宇賀神が上げたクロスに梅崎がゴール正面でジャンプ、頭で合わせるが、シュートはGKの手を弾いてクロスバーを叩いて、梅崎は思わず頭を抱える。
65分過ぎにはベガルタに押し込まれる時間もあったが、全員が高い守備意識で対応。警戒していたベガルタのセットプレーでは、自由にフィニッシュをさせない。72分には疲れの見えはじめた小島と原口に代えて、山田暢と達也を同時投入。スタジアムに交代選手を告げる「田中達也」のアナウンスが流れた瞬間には、ひときわ大きな声援と拍手が起こった。
しかし、残念ながら山田と達也の投入後も決定機はつくりだせないまま時間は経過、ベンチが3枚目のカードとして矢島を用意する。矢島が交代位置に立った82分、エリア右角から山田暢がファーサイドへフワリとしたボールを送る。ここに抜けだしたのが達也。頭で合わせてボールがネットを揺らすが、惜しくもオフサイドの判定となり、得点は認められなかった。
90分を過ぎ、アディショナルタイムは4分。サポーターの「We are REDS!」の大声援を受け、レッズは人数をかけてベガルタゴールへと迫る。受けるカウンターを何とか凌ぎ、前へ出るレッズ。90+4分、右サイド宇賀神のクロスにファーサイドで梅崎が跳び、頭で落としたところを矢島が右足で合わせるも、ベガルタのブロックに遭い、ゴールはならず。勝ち点1を分け合う形となった。
次戦は27日(水)19時からのヤマザキナビスコカップ第7節。埼玉スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦する。

マルシオ リシャルデス
「非常に攻撃的な両チームで、互いにカウンターをやっては返されました。でもしっかり抑えるところは抑えられたので、勝ち点1という結果を生かして次につなげていきたいです。
相手には足の速い選手がたくさんいて、それが困難でした。特に前半はうまくいかなかったですが、後半はしっかり修正することができて良い攻撃ができました。
我々は勝ち点3が必要だったと思いますし、勝ち点1という結果は相手の方に良かったと思います。でも負けじゃなかったし、試合の良かった時間を生かし、悪かった時間を修正して次に生かしていきたいです」
(連戦になるが?)
「勝つ気持ち、それだけです。勝つことでリーグにつなげたいです。必ず勝つ気持ちでこの連戦を乗り切っていきたいです」

永田 充
「決定機も何回かあったので、そういう機会を生かして、勝ちきりたい試合でした、本当に。勝ち点3が欲しい試合だったので残念な結果でした。
ただ、この前のガンバ戦よりはチームとして良くなってると思いますし、また試合も続くので、どんどん良くなるようにしたいです」
(ベガルタ仙台のクロスとセットプレーを警戒して試合に臨んでいたが?)
「崩された、というような感じはそんなになかったので、DFとしては良かったと思いますが、ボールを取る位置が低すぎて、すぐにカウンターできる位置であまり取れてないので、もう少し高い位置から行ってもいいのかなという気はします。
もちろん、状況を見て、ですけど。そうやっていけば、もっとチャンスは増えるのかなと思います」
(前半は後半とくらべ静かな展開だったが?)
「もう少し回しても良かったかなと思ってます。まだ全然余裕があるのに、僕とか後ろの選手が縦に早めに入れすぎたかなと。もっと時間を使って相手を前におびき出すようなことをしたかったですが、それもあまりできなかったので。でも、阿部さんとかは、よくバイタルのところに入れていってたし、僕もそうやっていかないと。個人的に良くなかったので、次、この経験を生かしたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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