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vsセレッソ大阪「数多くの決定機をつくるも、ホームでスコアレスドローに」

27日、浦和レッズは埼玉スタジアムでの第30節セレッソ大阪戦に臨んだ。
14時、両チーム入場の際にはホーム側ゴール裏に上から赤・白・黒3枚の『ハートの12』旗が掲げられて選手を鼓舞した。
3分後のキックオフ、ピッチに立ったのは前節ベガルタ仙台戦から2人を入れ代えた先発メンバー。平川が肉離れでベンチ外となったため、梅崎が右へ回って宇賀神が入り、1トップにはポポに代わって原口が起用された。
6分、マルシオの思い切りのいいミドルシュートがブレ球となってセレッソゴールを脅かしたのを皮切りに、ゲーム序盤は両ゴール前を激しく行き来する展開に。自陣でのパスミスから先制点を与えてしまいそうな場面もあったが、加藤の好セーブがチームを救って0-0のまま推移した。
20分以降は互いにポゼッションを重視しながら相手守備に隙を作ろうとする展開が続いた。
アクシデントが発生するのは30分、永田が右もも裏を負傷。ベンチに自ら交代を願い出て、数分後に山田暢がピッチを踏んで永田の位置へと入った。
39分には右CKからマルシオがゴール前へと送ったボールが跳ね、落ちてきたところを坪井がヘディング。GKがパンチングしようと出ていたためにゴールは無人となっていたが、坪井のシュートは惜しくも枠を外れた。43分から44分にかけては柏木のインターセプトからビッグチャンスに。柏木のスルーパスに宇賀神が走ってエリア左脇からクロス、ニアに入った原口がスルーして後方のマルシオがワントラップから右足を強振。しかし、シュートはクロスバーを直撃した。
0-0のまま迎えた後半、原口がドリブルからチャンスメーク。49分にカウンターからラストパス、56分にはエリア内左で自らフィニッシュし、チームに勢いをもたらす。さらに59分にはGKとの1対1。192cmの相手GKをかわしきることはできなかったものの、こぼれたボールに食らいつき、エリア内左ゴールライン付近から反転してシュート。しかし、右足で放ったボールはニアポストに阻まれる。
70分には、あと一歩のところまで迫りながら得点を挙げられなかった原口に代え、ポポがピッチへ。
76分、エリア左角から宇賀神、マルシオとつないで柏木が左足で押し込むが、オフサイドで惜しくもノーゴール。
後半開始から危険な場面は皆無に近かったレッズだったが89分、相手2トップのパス交換からFW杉本に抜け出されてゴール前でフリーでのシュートを許す。しかし、ボールは幸運にも加藤の正面に飛んで事なきを得る。
結局、レッズは後半45分間、圧倒的攻勢に立っていたもののゴールネットを揺らすことはできず、試合はスコアレスドローで終了。
なお、同時刻に行なわれた試合で首位サンフレッチェ広島、2位ベガルタ仙台ともに1-1で引き分け、上位2チームとの勝ち点差は6のままとなった。
次戦はJ1第31節。11月7日(水)、等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦する。

槙野智章
「守備面で要所要所で課題はありましたが、結果的に失点をゼロに抑えられたことは非常に良かったです。特に前・後半の立ち上がりのところを気を付けようと話していて、それはこれまでの試合でも話していたことではありますが、とにかくピッチ上でできるだけ選手みんなで話し合って、状況によっては声をかけて我慢しようと言っていて、そこができたのは評価できるポイントなのかなとは思います。
ただ、逆に攻撃主体のチームですから、そこは物足りなかったかなと思います。いろいろな選手が感じてることだと思いますが、最後の最後の精度が欠けていた印象です。
3位以内を狙おうなんて思ってないですし、優勝目指してやってますし、可能性的にも十分あると思っています。2連敗した中でも、それぞれが違う方向を見たりせずに同じ方を向いて戦うことができてますし、サポーターのみなさんも後押ししてくださっていますので、3位以内と言わず、最後に優勝できるところを目指してやっていければと思っています。
ここ数試合ホームで勝ち切れてない試合が続いてしまっていて、残念ですが、サポーターのみなさんの後押しは僕たちに届いています。それを僕たちがピッチで表現できていないのは本当に申し訳なく思ってます。残りのホームゲーム2試合でしっかり結果を出したいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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