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vs川崎 プレビュー「上位相手に連勝し、8月攻勢の口火を」

明治安田生命J1リーグ第19節 川崎フロンターレ戦は、8月1日(水)19時3分より、埼玉スタジアムでキックオフされる。

レッズは前節の首位サンフレッチェ広島戦に4-1と大勝し、勝ち点3以上とも思える結果を手に入れた。リーグは5月の試合と合わせると5戦負けなし。暫定ではあるが第9節以来の一桁順位となる9位まで浮上している。

しかし、レッズにとってこの順位はふさわしい位置からはまだまだ遠い。6試合が予定されている8月にどこまで勝ち点を積み重ねていくかが勝負だ。

次節の相手である川崎はここ数年にわたってつねにレッズの好敵手となってきたチームだ。15年のリーグ年間成績はレッズが3位で川崎は6位だったが、翌16年はレッズが年間勝ち点1位で川崎は3位。昨年はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも準々決勝で対戦し、レッズが第2戦で大逆転勝利し、その勢いのまま、10年ぶりのACL制覇を成し遂げ、一方の川崎はリーグ初優勝を飾った。

ただ、両チームが見せる激しいつばぜり合いは、順位や勝ち点だけによるものではない。ともにアグレッシブな攻撃を身上とすることにより、このカードはつねにピッチのいたる場所で火花が散る。今回の対戦も非常に見応えのある内容になるはずだ。

そんな中で、好調ぶりを勝ち点3につなげたいと意気込んでいるのが興梠慎三だ。5月2日の今季第1戦では、チームの全得点である2ゴールを挙げて、オズワルド オリヴェイラ監督のレッズでの初勝利を演出した。興梠は第17節セレッソ大阪戦、第18節広島戦の2試合で3ゴール中。得点王ランキングでは日本人トップで全体でも3位になる9得点を挙げている。

川崎は現在、暫定3位。就任1年目だった昨季にチームをリーグ初優勝へと導いた鬼木 達監督の下、チームのスタイルである攻撃的なパスサッカーを展開。中断期間にはFW大久保嘉人や、中盤のつぶし屋であるエドゥアルド ネットを放出したが、影響は感じられず、エースストライカーの小林 悠を軸に、大島僚太や中村憲剛が自在にゲームメークをしている。レッズとしては相手にボールを支配されることも念頭に置きながら、耐えるところはしっかり耐えて、ここぞという場面ではしっかりと集中力を持って攻めきるサッカーを見せたいところだ。

オリヴェイラ監督は、中断期間に選手たちに、負荷の高いトレーニングを課し、心身を今一度鍛え直したほか、守備組織とユニットでの攻撃イメージの共有を行ってきた。その結果が、堅守を保ちながら前節の広島戦で生まれた、流れからの3得点につながっている。

懸念材料があるとすれば、レッズが前節から中3日での連戦であるのに対して、川崎は台風の影響で前節が延期になったこと。この影響がどちらにプラスになるかは試合が始まってみないとわからないところがある。

しかし、今回の試合は3試合のホームゲーム。上位相手に連勝し、8月攻勢の口火を切りたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

vs川崎 プレビュー「上位相手に連勝し、8月攻勢の口火を」

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