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vs川崎 プレビュー「アジア王者の誇りを背負い、埼スタで勝利を」

感動のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の優勝から中3日、明治安田生命J1リーグ第33節 川崎フロンターレ戦は11月29日(水)19時33分より、埼玉スタジアムで行われる。2月25日から始まった今季リーグ戦は残すところ2試合で、いずれもホームでの戦い。アジア王者への道を後押ししてくれた大勢のファン・サポーターへの感謝を白星という形で伝えるため、そしてアジアの覇者というプライドを示すため、選手たちは絶対に勝利をつかもうと気持ちを切り替えて臨もうとしている。

今節はJ1の他カードがすべて26日に試合を終えており、29日に行われるのは浦和レッズvs川崎の1試合のみとなっている。第33節の他カードの結果を反映した現時点での成績を見ると、川崎は、勝ち点66と、同71で首位の鹿島アントラーズを5差で追う2位につけている。残り2試合の結果次第で逆転優勝の可能性が残っている状況だ。

これを前向きにとらえているのが槙野智章だ。「川崎が気持ちの入った状態でピッチに立つ方がいい。試合が引き締まる」と話している。

レッズにもここまで来たからには目指したい“個人タイトル"がある。エースストライカー興梠慎三の得点王だ。

興梠は13年にレッズ加入して以来、5年連続(鹿島時代を含めると6年連続)で2ケタ得点を記録してきた。今季の序盤はラファエル シルバが加入したことによる相乗効果で次々とゴール。堀 孝史監督が就任してシステムが4-1-4-1と変わり、1トップにとってはタフな戦術になった後もペースを落とさなかった。

現在、リーグ32試合で20得点。1試合多い33試合で22得点を決めている杉本健勇(セレッソ大阪)、32試合で19得点の小林 悠(川崎)の2人を含めた3人で激しく競っている状況だ。4位以下とは差が開いていることから、得点王争いはこの3人に絞られていると言えるだろう。

浦和から出た過去の得点王は95年の福田正博(50試合32得点)、04年のエメルソン(26試合27得点)、06年のワシントン(26試合26得点)と3人いる。川崎戦では連動したパスワークを見せる相手を厳しい対応で封じ込め、小林に点を取らせずにまずは勝利を収めたい。そして興梠のゴールも期待したい。

ピッチに立つメンバーに関しては、川崎戦がACLアルヒラル戦から中3日であることと、その後、中2日で12月2日のリーグ最終節、横浜F・マリノス戦があることを踏まえると、フレッシュな顔ぶれが名を連ねることも予想される。

現在のフィールドプレーヤーは全員が今季ACLのピッチに立ち、アジアタイトルに貢献してきた。誰が出てもチャンピオンチームの一員として埼スタのピッチに立つ喜びをプレーにぶつける準備は整っているはず。腰痛から復帰した李 忠成は「状態はもう完璧。出ればアジアチャンピオンの誇りを背負いながら戦っていきたい」と意気込む。

残り2試合は、ホームに集うファン・サポーターとあらためて幸せをともにかみしめる時間でもある。夜の埼スタで再び白星をつかみ取りたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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