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vs上海上港 プレビュー「ラウンド16進出へ向けた重要な一戦」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017グループステージ(GS)MD4、上海上港戦は4月11日(火)19時30分、埼玉スタジアムでキックオフとなる。

4チームがホーム&アウェイの総当たり6戦で争うGSは、今回が折り返し。3試合を行った時点で2勝1敗、勝ち点6でラウンド16進出圏内の2位につけている浦和レッズにとっては、3月15日のアウェイマッチで2-3と惜敗した借りを返すため、そしてGS突破に大きく近づくための非常に重要な試合だ。

上海は現在3戦全勝、勝ち点9で首位に立っている。中心選手は背番号8のオスカル、9番のエウケソン、10番のフッキのブラジル人FWトリオ。また、左サイドには中国代表の中心選手である7番のMF武磊(ウーレイ)、中盤の底にはアジア最高ボランチと称されるウズベキスタン代表MF、25番のオディル・アフメドフがいる、アジア最強レベルのチームだ。

指揮を執るのはポルトガル人のアンドレ・ビラス・ボアス監督。39歳の若さにしてFCポルト(ポルトガル)、チェルシー(イングランド)、ゼニト(ロシア)といったクラブの監督を務めてきた経験の持ち主であり、戦術家として知られる。3月15日の対戦時には3-4-2-1の独特なシステムでパスサッカーを繰り広げるレッズへの対策として前線の3人が最終ラインにプレスを掛ける作戦で臨み、特に前半の45分間は主導権を握り続けた。

だが、レッズも決して負けていなかった。前半こそ相手のプレスに対して手を焼いた印象があったが、後半はボールを持たない選手の動きを増やすことで複数のパスコースをつくり、チャンスを増やしていった。後半開始早々の失点で0-3とされてから士気を下げなかったことも素晴らしく、73分にラファエル シルバがPKで1点を返し、84分にはセットプレーから遠藤航がレッズ加入後初ゴール。アウェイで2点を返す意地を見せ、ホームので戦いにつなげている。

レッズと上海は互いに国内リーグで好調のチーム同士の戦いであり、ともに攻撃力が高いという共通点があるが、一方で第1戦とはやや違うメンバーが先発することも予想される。レッズは上海戦で退場した興梠が出場停止で、1トップにはリーグ戦ここ2試合を負傷で欠場していたラファエル シルバの先発が濃厚。また、上海は7日の山東魯能戦で負傷退場したフッキの出場が微妙な状況となっている。

レッズはアウェイで2-3のスコアで敗れているが、ホームでの対戦で1-0あるいは2-1などのスコアで勝てば、勝ち点で上海と並ぶも、当該チーム同士の対戦スコアで上回り、グループ首位に立つことができる。

槙野智章は「日本を代表して戦う試合になる」と、プライドに懸けてプレーすることを誓っている。ラファエル シルバも「1人でも多くのファン・サポーターに来てもらい、笑顔で帰れる試合にしたい」と意気込む。アジア屈指の攻撃力を持つチーム同士の熱い戦いを制し、歓喜の時間を分かち合おう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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