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GW連戦は連勝で勝ち点の上積みを

前節はアウェイで強豪・名古屋グランパスに2-1と競り勝ち、GW(ゴールデンウィーク)3連戦の初戦を白星で飾った。現在の成績は5勝1分2敗で3位。気温上昇とともにさらなる成長へと突き進んでいきたい浦和レッズの次の戦いは、5月3日(木・祝)19時に埼玉スタジアムでキックオフされる横浜F・マリノス戦だ。

Jリーグ優勝3度を誇る名門の横浜F・マリノスは、樋口靖洋新監督を迎えた今シーズン、苦しいスタートを余儀なくされた。第7節まで勝利がなく、ヤマザキナビスコカップを含めると公式戦10試合勝ち星なしだった。

ところが前節の第8節にヴィッセル神戸に3-1で初勝利を収めたことで、チーム状態は変化の兆しを見せ始めている。その試合の得点者は19歳の背番号10小野裕二、故障明け初戦ゴールとなった中堅の谷口博之、そしてベテランの中澤佑二。全員のハードワークが光った試合内容とも相まって、自信回復のきっかけをつかんでいるのは間違いないだろう。

加えてF・マリノスと言えばやはり中村俊輔。その左足から繰り出されるキックの精度に衰えはなく、とりわけセットプレーは要注意だ。対策の一つとしては、危険な場所で不用意なファウルを冒してFKのチャンスを与えないこと。不用意なファウルをすることは避けたい。

実のところレッズは、埼玉スタジアムでのF・マリノスとのリーグ戦はこのところ相性が悪く、2008年から4連敗中だ。ちょうど1年前の昨年5月3日にも0-2と敗れてしまった。

だが、今シーズンの浦和は今までとは違う。ミシャ監督は「外から客観的に見ている人たちが『浦和は変わった』と言ってくれている」と胸を張るように、選手たちは同じ方向を見てミシャ流サッカーに取り組み、勝った試合からも負けた試合からも課題を見つけてはそれを修正して次の試合に向かっている。

F・マリノス戦でもまずは試合の入り方に注意し、確実なプレーを心掛けたい。そのうえで攻守の連動性を追求しながら、いかにクサビのパスを入れていけるか。相手DFの裏を狙う動きも織り交ぜながらスペースを生み出していくことでチャンスを作っていきたい。ただし無駄なミスはご法度。また、時間帯によって相手が前線からプレスを掛けてくるようなことがあれば、時にはショートパスにこだわらずにロングパスを織り交ぜるなどし、相手をいなすようなゲームコントロールも見たいところだ。

5月はリーグ戦だけで5試合ある。1ヵ月の試合数としてはシーズンで最も多く、上位争いの足場をがっちりと固めるためにもしっかりと勝ち点を積み重ねていきたい期間だ。選手たちを奮い立たせているのは、ホームのファン・サポーターとともに勝利の喜びを感じ合いたいという思い。ミシャ監督も含め、ピッチとスタンドが一体となってGW連勝を手にしよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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