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ACL vsアルヒラル プレビュー「アジア王者へ。頂上決戦を制し、2度目の歓喜を」

アジア2万クラブの頂上決戦となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦 vsアルヒラル(サウジアラビア)は、11月25日(土)19時15分より、埼玉スタジアムにてキックオフされる。

浦和レッズが日本勢として初めてACLを制覇した07年からちょうど10年。Jクラブとして初めて2度目のACL決勝戦に立つ赤き戦士たちの使命、そして目指すところは、優勝トロフィーを高々と掲げることだ。

アルヒラルは、9月に5度目のワールドカップ出場を決めた“サッカー強国"サウジアラビアの国内リーグで、最多14度の優勝を誇る強豪中の強豪だ。ACLの前身であるアジアクラブ選手権を2度制し、今回はACLで2度目の決勝進出。18日にアウェイのキング・ファハド国際スタジアムで行われた第1戦では、過去の実績の確かさを示すように、背番号77の長身FWオマル ハルビンを中心に圧巻と言わざるを得ない攻撃を見せた。特に、サイドから敵陣を崩す攻撃は手強く、ボールの出どころにどれだけプレッシャーを掛けていけるかがカギとなりそうだ。

ともあれ、ACL決勝はホーム&アウェイの合計成績で勝敗が決定するため、1-1で折り返すことになった第1戦のスコアを踏まえた、優勝条件を頭に入れた上での戦いが必要になる。

まず、レッズが優勝するには、90分を終えた時点で勝っていれば、スコアに関係なく文句なしに決まる。

また、2試合の勝敗数が同じになった場合はアウェイゴール数の多い方が勝ちとなるため、90分を終えた時点で0-0ならレッズが優勝。90分終了時に1-1なら15分ハーフの延長戦(アウェイゴールの適用なし)に突入する。そして、延長戦を終えても勝敗が決まらない場合はPK戦を行う。

なお、 90分終了時に2失点以上の引き分け(2-2、3-3…)の場合はアルヒラルの勝利となる。

以上の条件をアルヒラルに当てはめた場合、相手の戦いとして予想されるのは、立ち上がりからアグレッシブにゴールを目指してくることだ。第1戦では1得点にとどまったが、アルヒラルのチャンスの数は多く、シュート数はレッズの6本に対して20本だった。第1戦ではGK西川周作がファインセーブでチームを救う形になったが、第2戦は守備の修正が必須になる。

ここでプラス材料となるのが、第1戦を警告の累積で欠場したDFマウリシオが復帰することだ。8月に加入し、ACLノックアウトステージで威力を発揮した元ブラジル年代別代表は、アウェイで出られなかった悔しさをホームでの一戦にぶつけるだろう。

そして、何より大切なのはピッチ内の11人全員が試合の流れを冷静に感じながら、意思統一して戦うことだ。立ち上がりに受け身にならないこと、90分を通して集中力をマックスに保つこと。要求はハイレベルである。

59,034人が見守った10年前の決勝第2戦では、レッズが2-0の勝利を収め、表彰式で両手を天に突き上げた。2度目の歓喜を味わうためには選手とファン・サポーターが一体となり、泥臭くとも“最高の戦い"をすることに尽きる。アジアが注目する大一番を制し、チャンピオンの座に上り詰めよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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