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ACL グループステージ MD3 vs 全北現代「猛攻実らず0-1で敗戦」

9日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ2019(ACL) グループステージ MD3 全北現代モータース戦に臨んだ。

グループステージ突破に向けてホームで勝ち点3が欲しいレッズだったが、試合終盤にゴールを許し0-1でACL初黒星を喫した。

リーグ前節の横浜F・マリノス戦から中3日。オリヴェイラ監督はこの試合3バックを採用し、DFラインに右から岩波拓也、マウリシオ、槙野智章、両ワイドには森脇良太(右)と宇賀神友弥(左)を配置し、中盤に青木拓矢、エヴェルトン、柏木陽介、2トップに武藤雄樹と興梠慎三という陣容で試合をスタートさせた。

FWの高さを生かし、縦へのシンプルなフィードからセカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛けてくる全北現代の前に、レッズは試合序盤から耐える時間を余儀なくされる。ボールを奪っても、高い位置から激しいプレッシングを行う全北現代の守備網を攻略できず、前線にボールを運べずにいた。

しかし、30分を過ぎると、攻撃の形が出せるようになり、32分には岩波のサイドチェンジから宇賀神が縦に突破して中央にクロスを送り、最後は武藤がヘディングで合わせるもゴールならず。続く33分にはオーバーラップしてきた槙野智章がミドルレンジから強烈なシュートを放ち、惜しいシーンを作った。

0-0で迎えた後半、レッズは立ち上がりから高い集中力を維持し、高さと強さを備える全北現代の攻撃を全員守備で跳ね返していく。

53分、バイタルエリアにドリブルで侵入した武藤のヒールパスを受けた森脇が左足を振り抜くも、惜しくもボールはポストに嫌われた。さらに、跳ね返ったボールに柏木が反応するもシュートはゴールマウスを捉えることができない。

武藤は試合が進むにつれて躍動感を増していき、鋭いドリブルで相手を撹乱していく。62分にはスピードで相手を置き去りにして切り返しからシュート放つも僅かに枠を捉えきれなかった。

72分にも流れの中で相手を崩し、森脇のクロスを武藤が頭で合わせるもゴールならず。攻撃のリズムをつかんでいただけにゴールが欲しかったレッズだったが、77分にはレッズの左サイドをスローインの流れから崩され、最後はアドリアーノに決められて先制を許してしまう。

オリヴェイラ監督は78分にエヴェルトンに代えて柴戸 海をピッチに送り出すと、84分には柏木に代えて汰木康也を投入した。汰木は相手DFラインの背後に抜け出してシュートを放つなど、果敢にゴールを狙っていく。

レッズは最後の交代カードを使って岩波と杉本健勇を入れ替え、前線に厚みを持たせて攻勢に出る。しかし、最後までゴールネットを揺らすことはできずに0-1で試合終了のホイッスルを聞いた。

次戦は4月14日(日)16時からパナソニックスタジアム吹田で行われる、明治安田生命J1リーグ 第7節 ガンバ大阪戦となる。

【武藤雄樹】
(試合を振り返って)
「集中してみんなで試合を進めていた中で、チャンスがありながらも前の選手が点を決めることができませんでした。1本スローインの流れから決められてしまいましたが、前が点を取ってチームを勝たせることができず申し訳なく思います」

(何を意識しながら試合に臨んだか?)
「今日は3バックに戻して去年のような形になりました。僕としては右サイドでうまく人数を掛けながら崩していければというところで、ボールの引き出しなどを意識していました。崩せたシーンもありましたし、あとは最後の精度だと思います」

(積極的な仕掛けも見られたが?)
「今日はコンディションは悪くなかったですし、ボールの引き出しでもあまりミスもなく、いい感触を持ちながらプレーしていました。最後は結果が一番大事になってくるので、そこが僕に足りなかったと思います」

(森脇選手のクロスに反応したシーンは惜しかったが?)
「あのような形が僕の得意とする形でもあります。最近はあのようなシーンがなかなか作れていなかったので、決めることができず残念です」

(今後の改善点は?)
「横浜F・マリノス戦に比べれば自分たちのリズムも多かったと思います。最後の精度のところと、いかにチャンスをより多く作っていくかだと思うので、サイドで起点を作りながらも、もう少し中で崩しきれるようにみんなでイメージの共有ができればと思います」

(次の試合に向けて)
「なかなか勝てずに苦しい姿をファン・サポーターのみなさんに見せてしまっているので、とにかく勝つことが一番重要なことですし、そのためには前が点を取らなければいけないので、次の試合はゴールでチームを助けられるようにがんばります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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