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ACLラウンド16第1戦 vsFCソウル 宇賀神の今季初ゴールで、ホーム第1戦を完封勝利し、アウェイ第2戦へ

18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016 ラウンド16 第1戦 FCソウル戦が、埼玉スタジアムで19:30にキックオフされた。

グループステージを突破した16チームが東西に別れて、ホーム&アウェイで争われるラウンド16がいよいよスタート。グループHを2位で通過し、2008年以来のノックアウトステージに挑むレッズは、グループF1位のFCソウルと、ホームでの第1戦に臨んだ。

2試合の勝利数が多いチームが勝ち上がるノックアウトステージだが、2試合の合計得点が同じ場合は、アウェイゴールルールが適用され、アウェイで挙げた得点が多いチームの勝ち抜けとなる。レッズは勝利を目指すと共に、いかにホームで失点を抑えるかも、勝ち抜けへのカギとなる。

試合は、14分に宇賀神の今シーズン初ゴールが決まってレッズが先制。FCソウルを上回る闘志と気迫を見せたレッズイレブンは、この1点のリードを守り切って、ホームでの第1戦を1-0で完封勝利。相手にアウェイゴールを与えず勝利したレッズは、優位な立場で第2戦に臨むこととなった。

レッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用。14日(土)に行われたアルビレックス新潟戦と同じスタメンで試合に臨んだ。

選手入場の際には、ハートの12のビッグフラッグが北ゴール裏スタンドに浮かび上がって選手たちを鼓舞する中、試合はFCソウルボールでキックオフされた。

攻撃時は両ワイドの関根と宇賀神が高いポジションを取り、前線に5枚が並ぶ形で相手ゴールに圧力をかけていくレッズ。これに対して、3-5-2の布陣で攻撃を組み立てるFCソウルは、守備時は5バックを形成して、レッズの攻撃を待ち構える立ち上がりとなった。

序盤は両チームとも慎重な試合運びを見せたが、14分、右サイドハーフウェーライン付近から森脇が左サイドへ対角線上ロングボールを送る。これを走り込んだ宇賀神が、角度のないところから左足でダイレクトで合わせて中へ折り返すと、ボールはそのままGKの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。宇賀神の今季初ゴールが決まって1-0とし、レッズが幸先よく先制した。その後は、31分にコ ヨハン、32分にデヤン ダムヤノビッチと立て続けにシュートを打たれるが、いずれも西川がしっかりとキャッチしゴールを割らせず、1点をリードして前半を折り返した。

後半に入ると、興梠、李、武藤が少ないタッチ数でパス交換し、相手DFを翻弄する場面を見せるなど、前線3人のコンビネーションも冴えを見せていった。65分には武藤に代えて駒井がピッチに入ると、得意のドリブルでペナルティーエリア内に進入して思い切りよくシュートを狙うなど、持ち味を発揮していった。72分には、宇賀神に代えてズラタンを投入。1トップに据えて、興梠がシャドー、駒井が左ワイドにスライドする形でゲームを進めていった。

後半も75分を過ぎると、レッズが主導権を握って相手陣内でプレーする時間帯が長くなっていった。前掛かりになったところで高萩のカウンターを受けた場面もあったが、そこは槙野が懸命に追いかけてボールを奪取。相手にチャンスを作らせない。81分には関根に代わって梅崎が入り、左ワイドの位置で運動量豊富に上下運動を繰り返して、攻守に渡ってボールに絡んでいた。選手たちは最後まで高い集中力を維持し、1点のリードを守り切って、1-0で試合を終えた。

次戦は25日(水)、ACLラウンド16 第2戦のFCソウル戦が、ソウルワールドカップスタジアムで19時30分にキックオフされる。FCソウルにとっては、勝ち上がるために何としても得点が必要な第2戦。より闘争心を剥き出しにしてレッズに襲いかかってくることが予想されるが、その闘争心を上回るエネルギーを持って敵地に乗り込み、チーム一丸となって闘い、ベスト8進出の切符を浦和に持ち帰ろう。

【遠藤 航】
(ゆりかごダンスがあったが?)
「今朝、男の子が産まれました。実は監督と相談して理解してもらい、プレーに支障がないようにということで、立ち会わせてもらいました。

点を決めたら、みんながやってくれると言ってくれていました。最初はウガ君(宇賀神)が忘れていたみたいですが…。自分のシュートにビックリしたみたいで。でも、やってもらえて良かったです。

前半は相手がブロックを敷いて僕らがボールを持つ展開になりました。後半もそのようにいければ良かったですが、相手も前掛かりにきたところでパワープレーになって、1点を守る展開になりました。できれば2点目、3点目を取りに行くというところだったので、その辺りは納得していないですが、アウェイゴールを与えないということでは次につながると思います。

蹴られるのは分かっていてもズルズルとラインを下げることなく、下げられたらまた上げるなど細かいことをやれば失点をゼロに抑えられると思います。そういうところは90分を通して自分が主導でやっていければと思います。

コンパクトにしていると僕も前に狙いやすいです。今日は相手が1ボランチ2シャドー気味にやって、(柏木)陽介君が前に行ったときに、そのシャドーをどうするかというところでしたが、自分とモリ君(森脇)と槙野君で行けるところは行くという話をしていましたし、最悪の場合でも、後ろは同数になってもしっかり守るという話をしていました。内容的にも悪くなかったです」

(シュートを多く打たれても正面か枠外だったのは、コースを切れていたからか?)
「そうですね。周君(西川)から見ていたらコースはしっかり切れていたという話を試合後にしました。打たせてもGKと連動していれば守れるし、打たれた瞬間から寄せるなどすれば守れると思います。失点ゼロで抑えたことは良かったです。何より勝ったことで次に向けて有利に試合を進められます。次はアウェイゴールを取れるよう、自分たちらしいサッカーをやっていきたいです」

※高萩洋次郎選手の『高』は、正式には『はしごだか』です。システムの都合上、『高』となっております。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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