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ACLグループステージMD6 vsFCソウル「グループ1位でラウンド16進出決定」

10日(水)19時(日本時間同)より、韓国・ソウル市のソウルワールドカップスタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 グループステージ MD6 vs FCソウルが行われた。

グループステージ5戦を終えて4勝1敗、勝ち点12ですでにラウンド16進出を決めているレッズにとっては、勝ってグループ1位突破としたい試合だ。

レッズの先発はGK榎本、3バックは右から田村、那須、槙野。ダブルボランチに青木と駒井が入り、右ワイドに菊池、左ワイドに宇賀神。1トップにズラタン、2シャドーに高木と李という布陣となった。

榎本と田村はレッズでの公式戦デビュー。高木は今季初メンバー入りでの先発出場。そして、ベンチには昨年8月31日のYBCルヴァンカップ神戸戦以来のメンバー入りとなった梅崎をはじめ、伊藤、岩舘が今季初のメンバー入りを果たした。

一方、グループステージ敗退が決まっているFCソウルは、直近の公式戦に先発した11人から9人を入れ替えての試合開始となった。

気温約17度、涼しい風がそよぐ中、試合はFCソウルボールでキックオフ。両チームとも3-4-2-1システムのミラーゲームは、序盤、互いに様子見の中で時間が進んだ。

菊池のドリブル突破から7分と8分に直接FKのチャンスを得たレッズは、ズラタンのポストプレーに李や高木が絡みながらコンビネーションで中央突破を図るなど、チーム戦術と個人の長所がミックスされた攻撃を見せ始める。

ところが、宇賀神と高木のパス交換から敵陣を崩しにかかっていた38分だった。前掛かりになって守備陣形が崩れたタイミングでボールを奪われると、イ ソギョンにDFの裏へ抜け出され、最後はGK榎本が相手と1対2になる形に。これをユン スンウォンに流し込まれ、先制点を奪われた。

1点を追う後半も同じメンバーで開始したレッズは、徐々に縦パスが入るようになり、攻撃陣が前を向いてプレーする回数が増えてくる。56分、菊池を下げて矢島を入れ、これに伴い、駒井が右ワイドに移り、ボランチに矢島が入った。

その後は矢島を起点に攻撃を組み立てて反撃を試みるが、あと一歩のところで決定機に至らない。

78分には田村を下げて、梅崎を投入し、宇賀神が右ストッパー、梅崎が左ワイドという構成になった。さらに、アディショナルタイムには青木を下げてオナイウ阿道を入れて1点を取りに行くが、時間が経つにつれて守りを固めていく相手に対し、最後までゴールを奪うことができなかった。

試合はこのまま0-1で終了。この結果、レッズはグループステージ4勝2敗、勝ち点12。前節終了時に同じ勝ち点で並んでいたグループ2位の上海上港がウェスタン・シドニー・ワンダラーズに2-3で敗れたことでレッズのグループ1位が確定し、ラウンド16で済州ユナイテッドFC(韓国)と対戦することが決まった。ラウンド16の第1戦は5月24日(水)にアウェイ、済州総合競技場(キックオフ時間未定)にて、第2戦は5月31日(水)にホーム、埼玉スタジアム(キックオフ時間未定)にて行われる。

なお、レッズの次戦は5月14日(日)14時よりデンカビッグスワン・スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ第11節アルビレックス新潟戦となる。

【高木俊幸】
「ケガをしてからすぐにドクターと話をして、だいたいこれくらいで骨がついて、これくらいで復帰して、復帰戦としては今日だろうと話していたので、それが実現できたのは良かったです」

(試合を振り返ると?)
「前半は自分たちの攻撃の形がはまらず、縦に良いボールがなかなか入りませんでした。ミスから失点してしまったので、前半がもったいなかったと思います」

(先発90分フル出場だったが?)
「やってみて正直、試合勘はまだまだです。前半からピリッとしたものを出せませんでしたし、自分のミス絡みで失点したところも反省点です。イージーなミスも多かったので、もう少し落ち着いてボールが足についていれば、もう少し良いことができるかなと思います。身体自体は、90分やってしっかり最後まで動けていたので、あとは感覚的なものが戻ってくればいいなと思います」

(できたところとできなかったところは?)
「できた部分は、今日の試合でいうと当たり前の部分としか言いようがないです。具体的にこの場面というのがないです。しっかり90分通してやりきれたところは良かったと思うのですが、その中でのボールを受けたときの質が低かったですし、変なミスが多かったです」

(シュートタッチはどうだったか?)
「シュートという意味では、当たってはいるけど、まだ試合だと力みがあります。練習でも決め切れていない部分もあります。もう少し合わせていければという印象です。まず、シュートを打つという形を作れたのは良かったので、次はそれを決められるようにしていきたいです」

(復帰初戦で90分走りきるのは簡単ではないと思うが、そこへの自己評価は?)
「自分が想像していたよりも、90分をしっかりこなせたという思いはあるのですが、本来なら、自分みたいな選手は途中で足がつって交代するくらい出し切るようにならないといけません。去年のリーグ戦のように、やりきって交代する感じになるのが良いと思います。90分できましたが、その内容はどうだったかなというのは、まだ自分でも分からない部分もあります。もっと内容が濃ければ90分持たなかったかもしれませんが、もっと良い内容が出せていたかもしれないとも思います。ケガ明けで90分できるとは思っていなかったので、これからはもっと内容を濃くしていきたいです」

(前半より後半のほうがボールタッチも動きも良くなっていったのでは?)
「そのあたりは試合勘だと思います。長い時間プレーできて試合の終盤は自然なタッチができていたと思います。あのような感覚をもっと早い時間につかめるようにしたいです。まだ復帰初戦なので、もっと良い準備をして、今日やった感覚を大事にして、リーグ戦でもメンバーに入っていけるようにしたいです。

連敗中だったので、今日のような試合でそれをしっかり止めてリーグ戦に向かいたかったです。自分たちのノルマを達成できませんでしたが、しっかり切り替えて、次はリーグ戦のために準備していきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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