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ACLグループステージMD4 vs広州恒大 We are REDS! 武藤の決勝点で激闘を制す

5日、浦和レッズはホーム・埼玉スタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ2016(ACL) グループステージMD4、広州恒大戦に臨んだ。

平日にも関わらず30,282人のファン・サポーターが集まったスタジアムで、レッズの選手たちは持てるすべての力を振り絞って奮闘し、1-0で、ACLのグループステージ突破に向けて大きく前進する、貴重な勝ち点3を挙げた。

レッズは直近のヴァンフォーレ甲府戦から先発2人を変更。右ワイドにACLで3試合ぶりの出場となる関根が入り、ズラタンの1トップ、右に梅崎、左に武藤の2シャドーという組み合わせとなった。

試合開始前には、サポーターがチャントやハートの12のビッグフラッグで選手を鼓舞。スタジアムのボルテージが高まる中で、キックオフの笛が吹かれた。

試合の立ち上がりは相手にCKから危ないシーンを作られてしまうが、時間の経過と共にパスが回るようになり、徐々にボールを持つ時間を増やしていった。後方で西川やDF陣がボールをつなぎ、両サイドの関根、宇賀神のドリブルや、遠藤、森脇からのロングパスなどで攻撃を仕掛け、チャンスをうかがっていった。

守備では、警戒すべきジャクソン マルチネスやリカルド グラルにボールが入るや、すばやくプレッシャーをかけて対応し、自由を許さない。球際では激しいバトルが繰り広げられ、ピリピリとした緊迫感の中で、試合は進んだ。

前半を終えて、スコアは0-0。勝負の行方は、後半へと委ねられた。

後半、開始直後から両チームがゴールに迫る中で、最初にスコアを動かしたのはレッズだった。52分、阿部のパスを受けた関根が右サイドからクロスを上げると、ファーサイドで宇賀神が折り返したボールを武藤が頭で押し込んで、待望の先制点を奪った。

得点後、攻撃の圧力を強める広州に攻め込まれる回数が増えるが、守備では全員が身体を張ってゴールを死守。ボールを奪った後は、素早い切り替えからカウンターを狙い、相手ゴールを脅かした。

ピッチ上が徐々に間延びしてくる中で、ミシャ監督は64分に梅崎に代わって李を、68分にズラタンに代わって興梠をピッチへ。序盤からハードワークを続けた2人を代えて、フレッシュなメンバーを前線に入れた。

終盤は広州の猛攻を跳ね返しながら、レッズもスペースをついた攻撃で追加点を狙う、激しい展開に。選手たちはファン・サポーターの大声援を受けながら、粘り強く、激しく戦い続けた。3分のアディショナルタイムを含めて最後まで走り切り、試合は1-0のままタイムアップ。試合後のスタジアムには力強く「We are REDS!」のコールが響き、選手とファン・サポーターが、勝利の喜びを分かち合った。

次戦は5日後の10日(日)13時から日産スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 1stステージ第6節、横浜F・マリノス戦。この試合でも、今日のように熱く、激しく戦い、公式戦の連勝をさらに伸ばしていきたい。

【槙野智章】
「興梠選手と李選手が入ってくるまで我慢だな、というのはゲームプランとしてありました。アウェイで戦ったときもそうですし、広州の中国リーグでの戦いを見ても、60分以降の時間がゲームを決めるのではないかと思っていました。ディフェンス陣にとっては、それまでが我慢を強いられる時間帯でしたし、興梠選手と李選手が入ったことで、攻撃のスイッチを、ベンチからのサインと受け取って、そこから仕掛けることもできました。結果は1-0で、後ろの選手としてはもう少し早く点を取って欲しかった、というのはありましたけど、何よりも結果がすべてですので、良かったと思います」

(DFとして、強力な相手をゼロに抑えたことについては?)
「毎試合、自分たちの良くなかった点を、特に後ろの選手たちで話し合うことができています。前節の甲府戦も、あれだけいいサッカーをした中で最後に失点してしまいました。そういうちょっとした隙を無くすことと、ちょっとしたミスのところも、逃げずに面と向かって要求し合うところで、守備陣での話し合いを徹底的にしていますので、そのあたりがプレーにつながっていると思います」

(ジャクソン マルチネス選手とやり合う場面が多かったが?)
「彼の今まで残した功績や、プレーというのも、自分の中では充分に分かっています。移籍金の話や、お金のことで騒がれている選手なだけに、負けていられない気持ちがありますし、逆にここで抑えることができれば、自分にとっても自信になります。ただ、いい経験で終わりたくはなかったです。僕も若手じゃないので、彼を抑えることよりも、チームを勝たせること、それにプラスして、対面した選手に負けないことが僕の仕事だったので、良かったと思います」

(スタンドの雰囲気については?)
「平日にも関わらず、たくさんの方に来ていただけたと思います。メディアの皆さんの記事も見ましたし、感謝していますけど、もっと僕たち自身がたくさんのサポーターをスタジアムに呼べるような、素晴らしいサッカーと結果を出し続けることが大事だと思います。

正直、広州恒大の選手、アジア王者のチームを観に来た方もいると思います。ただ、相手のカードで観に来たいというのではなく、レッズのサッカー、レッズの選手を観たいと思ってもらえるような試合を毎試合して、結果を出し続けることが大切だと思います。選手としては、満員の真っ赤なスタジアムでやることが、僕らの成長にもつながります。続けていくことが大事だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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