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2ndステージ 第10節 vs柏 高木のレッズ加入後初ゴールで、勝ち点3を奪う

11日(金)、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第10節、柏レイソル戦がホーム埼玉スタジアムにて19時36分にキックオフされた。

翌週に柏がAFCチャンピオンズリーグの試合を控えているため金曜日開催となったこの試合は、高木のチーム加入後初となるゴールでレッズが1-0で勝利。ヤマザキナビスコカップ敗退の悔しさを糧に、選手たちは最後まで闘志をみなぎらせて戦い、ホームでしっかりと勝ち点3を獲得した。

ミシャ監督は、6日(日)に行われたナビスコカップ新潟戦から3人のスタメンを入れ替えて試合に臨んだ。GKと1トップには、日本代表から帰ってきた西川と興梠、3バックの左には、ケガから復帰した槙野が入り、その他のメンバーは同じとなった。また、スロベニア代表の活動を終えて帰国したズラタンは、疲労を考慮してこの日の起用は見送られた。

選手入場後は、すべてのサッカーファミリーにリスペクト・フェアプレーを呼びかける『JFAリスペクト・フェアプレーデイズ2015』が実施された。レッズから阿部、柏から大谷キャプテンが選手代表として差別・暴力撲滅宣言を行って、試合は19時36分にレッズボールでキックオフされた。

序盤、レッズは相手DFラインの裏を狙う柏木のスルーパスや、関根が球際で1対1の勝負強さを見せるなどして、多くのゴールチャンスを作っていった。25分には、関根と梅崎のパス交換からペナルティーエリア内までボールを運び、最後は関根からのパスを受けた興梠が、GKと1対1でシュートを放つが、この決定機は惜しくも柏のGK菅野に防がれてしまった。守備時は5バックでレッズの攻撃を待ち構える柏のディフェンスに対して、レッズは得点チャンスは作るものの、ゴールには至らず、前半を0-0で折り返した。

後半もポゼッションしながら自分たちのペースで試合を運ぶレッズに対して、柏はクリスティアーノら前線の選手のスピードを生かしたカウンターで試合の主導権を取り戻そうとしてくる。61分には、興梠、武藤、宇賀神とパスがつながり、最後は宇賀神が自らシュートを放つが、これは枠を捉えることができず。その2分後にも、GKと1対1の場面から柏木がゴールを狙うが、この決定機はまたもやGK菅野にセーブされてしまった。逆に、レッズは柏のカウンターからあわや失点のピンチを招くなど、両者一歩も譲らない見応えのある攻防が続いた。

その後、ミシャ監督は73分に興梠に代えて李、79分には武藤に代えて青木をピッチに投入。1トップに李、柏木を1列前に上げる形で青木がボランチに入った。84分には関根に代えて高木を送り出して得点を狙っていく。そして迎えた88分、その高木が槙野のパスを受けてペナルティーエリア内に進入。ゴール前に立ちふさがる相手選手の間をうまく狙い、右足で落ち着いてシュートを決めた。レッズが終盤で待望の先制点を奪い、試合はそのまま1-0で終了。高木のレッズ加入後初ゴールが値千金の決勝ゴールとなり、チームを勝利に導いた。

次戦は19日(土)、エコパスタジアムで19時にキックオフされる、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第11節 清水エスパルス戦に臨む。

【宇賀神友弥】
「横浜FM戦とヤマザキナビスコカップの第1戦で、自分たちは90分間を通して情けない試合をしてしまいました。その教訓を生かして、この間の新潟戦でいいプレーをすることができましたので、そのイメージや、戦うという強い気持ちを持って、試合に入りました。

前半から、自分たちの気持ちを見せることができたと思いますし、その中で冷静に、自分たちのサッカーや崩しをたくさん見せることができました。ただ、最後のところで決めきることができなかったのが、前半で唯一、良くなかった点だと思います。

サッカーをやっている人なら分かると思いますが、あれだけチャンスがあって入らないと、怖さを感じます。セットプレーからチャンスを作られていて、怖い部分もありました」

(あれだけ中に相手DFがいると、合わせるのは難しい?)
「関根もそうですし、自分も、ニアに速いボールを入れれば何かが起きる、というイメージでやっています。そこで自分も関根も惜しいシーンがありましたが、最後にFWが触るだけ、というボールをもっと入れていかないといけないと思います」

(柏レイソルのカウンターに対するリスクマネジメントは?)
「チャンスの後にピンチが来て決められる、というシーンが、負け試合では多かったので、チャンスを外したときこそ、『今だぞ』と声を掛け合いながらプレーしていました。試合を通じて、リスクマネジメントはよくできていたと思います」

(サイドの選手は特に、かなりの運動量があったと思うが?)
「個人的には、8月の1ヵ月間はなかなか自分らしいプレーができませんでした。その中で、どうコンディションを上げていくかを考えながらやっていました。9月に入り、ようやく自分らしいプレーを出せてきていると思うので、あとは個人としての結果がほしいです」

(途中出場の高木が決勝ゴールを決めたが?)
「トシ(高木)自身、非常に苦しんでいたと思います。彼とは練習場のロッカールームも近いですし、感じるところがありました。自分や槙野は、そこで気持ちが下に向かないように声をかけたりすることを、人一倍意識してやっていました。本当に、自分のことのように嬉しかったです。

自分はいつも、誰が点を取っても一緒に喜びにはいきません。その時間ですら休みたいと思っています。ただ、久しぶりに嬉しかったですし、あいつが苦しんでいることを感じていたので、少し泣きそうになりました。

トシとは、『ここまで来たら、決めるのは(古巣の)清水戦だろ』なんて話をしていましたが、そこに向けて個人的にも弾みがついたと思いますし、3-0からの4点目ではなく、1-0の1点というのは、本当に大きいです。これからが楽しみです。終わってすぐに『明日の一面はもらったな』と話しました(笑)。ただ、そういう選手が出てこないと、優勝はできないと思います。自分も負けじと、やっていきたいです」

(清水エスパルス戦に向けては?)
「今は下位に沈んでいますが、そういう相手との試合は非常に難しいものになると思います。ただ、今日できたサッカーができれば、間違いなく勝てると思います。遠いアウェイですが、みなさんに足を運んでいただいて、一緒に戦ってほしいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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