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2ndステージ 第1節 vs福岡 数的不利を跳ね返し、2ndステージ初戦で意地の逆転勝利

浦和レッズが意地を見せ、逆転勝利で2ndステージ白星スタートを飾った。

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第1節アビスパ福岡戦は、7月2日(土)19時5分より、レベルファイブスタジアムにてキックオフされた。

レッズは、前戦のヴィッセル神戸戦で左肘を負傷した遠藤航が今季リーグ戦を初めて欠場。GKに西川、3バックは森脇、那須、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠が入った。

対する福岡は濱田を中央に配置した3バックの平均身長が185㎝と、高さのある選手で後ろを固めつつ、前線にもウェリントンや城後といった長身選手を配置。カウンターのほか、セットプレーでも点を狙おうという意図を見せて戦いに臨んだ。

今年一番の蒸し暑さの中、試合は福岡ボールでキックオフ。立ち上がりは福岡が前線からプレッシャーをかけてくる中、レッズは落ち着いてボールを回しながらゴールを目指していこうとするが、次第に受け身になる場面が増えていく。

すると22分、福岡の金森に裏を取られたところを槙野が対応したものの、ペナルティーエリア内で後ろから手を使って倒してしまい、これにレッドカードが出されて一発退場。23分、ウェリントンにPKを決められ、0-1と先制された。

10人になったレッズは、失点直後には多少の焦りも見られたが、時間がたつにつれて冷静さを取り戻していく。そして43分に直接FKを得ると、柏木のキックからファーサイドにいた那須が距離のある位置から豪快なヘディング。これがゴールネットを揺らし、レッズは1-1に追いついた。那須にとっては今季初ゴールだった。

10人対11人の45分間という厳しい後半も、レッズは高い位置からのプレスというスタイルを崩さず、勝ち越し点を狙って積極的な姿勢を続けていく。

51分の城後のシュート、55分の金森のシュートはいずれも決定的なピンチだったが、GK西川がナイスセーブでゴールを割らせない。

勝利への執念が形となったのは64分だった。FKのチャンスから柏木がグラウンダーでボールをペナルティーエリア内へ。これを受けた興梠が巧みな反転から左足でシュートを打つと、相手GKの脇の下をすりぬけて決まり、2-1と勝ち越しに成功した。

ベンチは61分の関根から梅崎の交代に続き、68分には興梠を下げて青木を投入。リードしているうえに李の足が攣り始めたこともあり、守備を固める方向へとシフトした。

80分には李に代わって橋本がピッチに入り、今季リーグ戦初出場。左ワイドに橋本が入って宇賀神が右に回り、5バックに近い形で相手の反撃を封じていく。

4分のアディショナルタイムが過ぎ、福岡のラストプレーとなった右CKからの攻撃に対しても、ゴール前で全員が体を張って守り切ったレッズは2-1の勝利で試合終了。苦しみながらも2ndステージ白星スタートを切った。

次戦は、7月9日(土)19時よりホーム埼玉スタジアムで行なわれる明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第2節 柏レイソル戦となる。

【那須大亮】
「早い時間に1人退場してしまいましたが、慌てることなく、みんながハードワークして助け合いながらやった中で、逆転まで持っていけたのは良かったです。非常に価値ある勝利だと思います」

(ヘディングはワールドクラスという感じがした。あの距離、あの豪快さは、那須選手ならでは?)
「ボールが良かったです。(柏木)陽介のボールが、本当に自分のイメージしたところにぴったりきてくれました。ボールに感謝、という感じです。

陽介の弾道は、ベンチに座っているときからずっと見ていました。ここら辺にきそうだな、というのはあったので、あとはDFとの駆け引きだけだと思っていました。自分の思い描いたところにボールを蹴ってくれたので、思いっきり叩き込むだけでした。きれいに当てにいこうと思っていたら、ちょっとブレ気味というか、きれいに当たって、いいコースにいってくれました。

こういう引く相手には、セットプレーが非常に効きます。絶対に決めてやろうと思っていましたし、その思いがああいう形で結びついたので、非常に嬉しかったです」

(セットプレーでの得点が少ない中で、大きな意味があると思うが?)
「自分の存在意義を見せる意味でも、セットプレーは自分の持っている武器だと思いますし、そこで決めることが、自分にとっても大きいです。こういうきつい試合ほど、『絶対に決めてやろう』と思っていましたし、それが同点ゴールという形に結びついてよかったです」

(1stステージになかった武器を出していける?)
「第一に、試合に出て勝つことが、自分には大切なことです。できれば失点しないで勝つことがベストですけど、何より勝つことが大事で、その中でセットプレーから点を決められたのは、自分にとって嬉しいですし、自分がやってきたことが無駄ではなかったと証明できたので、続けていかないといけないと思います」

(後半の展開については?)
「かなり押し込まれる展開にはなりましたけど、一人一人がハードワークして、みんなが声を出して、助け合いながらやった結果、最後まで失点することなく、追加点も取れて、勝ちまで持っていけました。みんなで勝ち取った勝利だと思います」

(勝ち越した後の戦いについては?)
「ラインを下げすぎないことを意識していたので、阿部ちゃんとか、みんなで声を出しながら、積極的にラインを上げて、引きすぎないようにしようとしていました。ボールを奪ってからも、前線の選手が、推進力を持って前に飛び出してくれたので、その部分では助かりました」

(次節への意気込みを)
「今は勝つことが非常に大事なので、チームのみんなで、次節も勝てるようにがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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