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1stステージ 第8節 vs甲府 アウェイで完封勝利を飾り、リーグ戦3連勝

29日、浦和レッズはアウェイ・山梨中銀スタジアムでの明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第8節、ヴァンフォーレ甲府戦に臨んだ。

この試合は宇賀神が累積警告で出場停止。左ワイドのポジションには梅崎が入り、前線はズラタンの1トップに武藤、高木の2シャドーという組み合わせになった。また、柏木はこの試合でJ1リーグ通算250試合出場となった。

試合の立ち上がりから5-4のブロックを作って守る甲府に対し、レッズは大きなサイドチェンジを使って甲府の守備に揺さぶりを掛け、攻撃を仕掛けていった。13分には森脇が右サイドから斜めに出したロングフィードを相手守備陣の裏に抜け出した逆サイドの高木に通し、高木がそのままシュートにつなげるなど、惜しい場面を作った。

レッズはその後も左右の展開や、ズラタンへのくさびの縦パス、ワンタッチでのコンビネーションなど多彩な攻撃を見せていった。また、甲府の守備陣が自陣ペナルティーエリアに近い位置で守るようになったことから、レッズが最終ラインでボールを保持する場面が多く見られるようになった。試合のペースを握ったレッズだったが、最後の局面でのプレー精度を欠いたことから決定的なシュートの場面までは作ることができず、試合はスコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半も立ち上がりからレッズが主導権を握り、甲府ゴールから離れた位置からでも積極的にシュートを狙っていった。63分には高木に代えてJ1リーグ200試合出場となる李が入り、攻撃の手を緩めずに攻め続けると、74分、ついにレッズが先制点を挙げる。相手ペナルティーエリア手前でボールを持った柏木が、左足アウトサイドでパスを送ると左サイドから走り込んだ梅崎が角度のないところから左足で決め、ついにレッズがスコアを動かした。

さらに甲府を押し込み続けたレッズは、クロスボールのこぼれ球を相手から奪った関根がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。キッカーを務めたズラタンのシュートはGKに防がれるが、こぼれ球を自ら押し込み、レッズが79分に追加点を奪った。

試合終盤は甲府の攻勢を受けるものの、西川が1対1のピンチを防ぐなど守備陣が踏ん張り、試合はそのままタイムアップ。レッズが2-0で勝利し、開幕からの無敗記録を8試合に伸ばして、首位をキープした。

次戦は5月2日(土)14時より埼玉スタジアムにてガンバ大阪を迎え撃つ。

【梅崎 司】
(角度のないところからのシュートだったが?)
「うまく決めることができました。多分、僕がいるということに誰も気付いていなかったかなと思います。それをうまく狙えましたし、角度もなかったですが、GKとの駆け引きの中でうまくニアに蹴り込めば決まると思いました」

(柏木は見えていたと話していたが?)
「はい、僕にも言ってました。あそこが見えるというのは凄いですね。陽介の位置からすると角度のないところにいたと思うので、逆に、ズラが競り合って抜けてくるかなと思って走り込んだのが良かったです。昨年のナビスコカップも同じような形で一発狙っていたので、それがうまくできて良かったです。

(クロスに飛び込む練習の成果で生まれたゴールなのでは?)
「そうですね。ここにこぼれるのではないかという準備をしていましたから。シャドーで出るときもクロスへの入り方をを意識しているから、そういうのがつながったのだと思います」

(得点シーンまでは守備でいろいろ苦労している様子に見えたが?)
「まず守備から入ろうという意識でやっていたのですが、立ち上がりから裏を取られるシーンや、抜かれるシーンもあったので、個人的には正直あまり良いプレーをしていませんでした。いらないミスや、バックパスのミスもしていたのを、チームがみんな耐えてくれていたので、非常に感謝していました。

そんな中で、自分自身は悪い内容でしたが、一発、何か仕事をしたいという気持ちで、悪い中でも平常心でいられたのが良かったと思います。ただ、結果を残したのはとても良かったですが、自分の中ではチャラかなという感覚です。今日は課題の方が目に付きますから、2日間で修正したいです。ポジションも次はどこになるか分からないですが」

(3試合で2得点取ったが?)
「ウイングバックでしたが、今日も3本くらいシュートを打ちましたし、準備をしてチャンスがあれば狙って行ければと思っていました」

(チームとして0-0の時間帯にさらに我慢できるようになっているのでは?)
「我慢はしていましたね。でも前回の名古屋戦やマリノス戦よりはテンポ良くボールを回すことはできませんでした。中途半端に奪われるシーンが前の2試合より多かったですし、個人的にも中途半端なプレーをしてカウンターを受けるシーンが多かったという印象です」

(左のコンビネーションは?)
「なかなかうまくいっていなかったです。マキだけでなく、トシともうまくオーガナイズできていませんでした」

(ウイングで点を取った意義は?)
「ポジションにはそんなにこだわっていません。何でもできるようになりたいと思ってプレーしています。右でも左でも真ん中でも、プレーのスタイル的にも仕掛けるだけではなく、パスを出せて、クロスを出せて、自分でゴールも取れるというような選手像を目指して今やっています。どういうタイミングでどういうポジションを任されるか分からないですが、その都度しっかり準備をし直して、どのポジションでも普通以上の高いパフォーマンスを見せていきたいです」

(ガンバ大阪戦に向けては?)
「間違いなくビッグマッチになります。相手もずっと連勝していますし。非常にクオリティーが高く勝負強さもあるので、非常に難しい試合になると思います。でも間違いなく面白いゲームになると思います。昨年の終盤になかった力強さ、勝負強さというのが今年は少しずつできつつあると思うので、そういうのをチームとして発揮していきたいです。個人としても常に狙い続けて、何でもできる準備をしていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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