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1stステージ 第8節 vs川崎 武藤の決勝ゴールで、川崎との上位対決を制し、首位奪取

24日、明治安田生命J1リーグ1stステージ第8節 川崎フロンターレ戦が、等々力陸上競技場で16時3分にキックオフされた。

第7節を終えてリーグ3位の浦和レッズ(勝ち点16)が、首位を走る川崎(勝ち点17)のホームに乗り込み、序盤戦の山場とも言うべき上位対決に臨んだ。レッズは、54分に武藤のゴールで先制すると、その後も全員が高い集中力と守備意識を持ってゲームを進め、1-0で勝利。お互いにアグレッシブに攻め合う見応えある接戦を制し、今季リーグ無敗の川崎を退けて、今後の戦いに弾みをつける3ポイントを獲得し、首位に浮上した。

2007年以来9年ぶりとなるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ突破を決めたシドニーFC戦から中3日。オーストラリアからの長距離移動を含めて連戦を戦うレッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用。シドニーFC戦から3人のスタメンを入れ替えて試合に臨んだ。

前半は、レッズが自分たちのリズムでボールを回しながら、じっくりと相手の守備の綻びを探っていく展開となった。29分には、興梠が目の覚めるようなポスト直撃の弾丸シュートを放ち、そのこぼれ球を李が押し込もうとするが、この得点チャンスは生かすことができず。反対に、相手のカウンターから警戒していた大久保にペナルティーエリア内でボールを持たれる場面もあったが、そこは槙野がしっかりとシュートコースを切ってチャンスを作らせない。その後も、レッズは素早い攻守の切り替えから全員が高い守備意識を持ってゲームを進め、前半を0-0で折り返した。

後半に入ると、川崎は3バックに変更し、より前から圧力を掛けてレッズゴールに迫ってきた。しかし、レッズイレブンはそのプレッシャーを落ち着いていなしながらゴール前へと着実にボールを運び、主導権をたぐり寄せていった。そして迎えた54分、右サイドから森脇のクロスがゴール前へ入ると、李がヒールで後方に流した後、最後は走り込んだ武藤がダイレクトでシュートを決め、レッズが1-0と先制した。

よりアグレッシブに前に出てくる川崎に対して、レッズは相手陣内に大きく空いたスペースを生かしてカウンターを仕掛けていった。83分には、カウンターから李が左サイドのスペースをドリブルで駆け上がり中央へ折り返すと、ゴール前で関根がGKと交錯しながら身体ごとボールをゴールに押し込もうとするが、これは惜しくも追加点とはならなかった。後半アディショナルタイムは5分。選手たちは最後までゴールを目指して積極的に戦い、連戦の疲労を凌駕する戦いぶりを見せて、試合はそのまま1-0でレッズの勝利で終えた。

この結果、同時刻に行われた試合でリーグ2位の鹿島(勝ち点16)が柏に敗れたことにより、レッズが勝ち点19で再び首位に浮上した。また、ミシャ監督就任以来、勝ち星のなかった等々力陸上競技場でのリーグ戦初勝利となった。

次戦は29日(金・祝)、埼玉スタジアムで14時キックオフにて行われる名古屋グランパス戦。約2週間ぶりのホーム戦となるが、上位対決を制した勢いをそのままに、勝ってファン・サポーターとともに『We are Diamonds』の歌声を響かせたい。そして、中3日で続くACL浦項スティーラーズ戦へと弾みをつけ、ホーム2連戦を制していこう。

【李 忠成】
(前半はボールを取られてもすぐに取り返して攻めることができていた?)
「今日はコンディションがどうという試合ではなく、本当に大一番だと思って試合に臨みました。浦和のサッカーができたということだと思います。ボールを取られたらすぐに取り返して、攻めて、ポゼッションして、というプレーができていました。相手の鋭いカウンターもありましたが、それ以上に自分たちのサッカーができていました。

川崎もいいチームでしたが、それほど慌てることはありませんでした。スタッツを見ても相手より走っていますし、相手よりもスプリントの回数も多いですし、それが結果に出たと思います。

ゴールのシーンは、(興梠)慎三もうまく動いていたので、慎三にもボールを出せましたが、直感で武藤にパスを出しました。前線の3人のコンビネーションに尽きると思います」

(くさびのボールが多く入っていたが?)
「今はとてもコンディションがいいので、ボールを取られる気はしませんでしたし、とてもいいサイクルで流れていると感じています。どんな相手だろうが自分たちの力を出せば、1点は3人で取れると思っていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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