MENU

NEWS

1stステージ 第7節 vs仙台 興梠、李、武藤のゴールそろい踏みで快勝

16日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 1stステージ第7節、ベガルタ仙台戦に臨んだ。

31,012人の観衆が集まったスタジアムで、レッズは立ち上がりから攻撃的なサッカーを披露。興梠、李、武藤の1トップ2シャドー全員がゴールを挙げる活躍で、仙台に3-1と快勝した。

レッズのメンバーには、先発、ベンチメンバー共に、前節と同じ18人が名を連ねた。

試合開始前には、14日に発生した平成28年熊本地震の犠牲者への追悼と被災地の復興を願い、黙祷が行われた。

レッズは立ち上がりから、ハモン・ロペスを除く9人で守りを固める仙台に対し、しっかりとボールを動かしながら攻撃を展開。前線の選手がボールを引き出し、サイドへと素早く展開することで、何度もいい形を作った。特に右ワイドの関根は、ボールを受けると積極的にドリブルを仕掛け、何度もCKを奪うなど、相手守備陣に圧力をかけ続けていた。

ピンチになりそうな場面では西川や遠藤を中心に落ち着いて対応。セカンドボールへの寄せや球際での競り合いもチーム全体で徹底され、仙台の攻撃を散発的なものに留めていた。

相手陣内でゲームを進める時間が長かったレッズだが、前半ではゴールは割れず。0-0のまま、試合は後半へと進んだ。

攻めるレッズ、守る仙台という構図は後半に入っても続き、序盤から興梠や李のシュートで相手ゴールへと迫った。そして53分、左サイドを攻め上がった槙野のクロスにニアサイドで合わせたのは李。豪快なダイビングヘッドで、ついに仙台ゴールをこじ開けることに成功した。

しかし、直後に落とし穴があった。54分、仙台に自陣右サイドを崩されると、ドリブルで中央に切れ込んできた三田にシュートを決められ、わずか1分で同点に追いつかれてしまった。

再びスコアが同点となっても、レッズは焦らなかった。先制する前と同じく、バランスを保ちながらボールを動かし、試合の主導権を握り続けて攻撃を繰り返した。

そして74分、一度は相手ゴール前でボールを失ったが、相手のミスにより阿部がボールを奪い、すかさず縦にスルーパス。抜け出した興梠が相手GKをかわして冷静に流し込み、再びレッズがリードを奪った。殊勲の背番号30は、右腕で力強くガッツポーズを作り、喜びを露わにした。

さらに76分、宇賀神に代わって出場していた梅崎が左サイドでボールをキープし、クロス。巧みにマーカーを外した武藤が頭で合わせ、古巣相手から価値ある3点目で、仙台を突き放した。

その後は選手交代をしながら落ち着いてゲームを進め、攻勢に出る仙台からボールを奪うと、素早くカウンターに移って相手ゴールを脅かした。さらなる追加点こそ生まれなかったものの、試合は3-1でタイムアップを迎えた。これでホームゲームでは公式戦4連勝。試合後のスタジアムでは、選手とファン・サポーターが「We are Diamonds」を歌い、勝利の喜びを分かちあった。

チームは翌17日(日)にトレーニングを行った後、オーストラリア・シドニーへ移動。現地で、20日(水)に行われるAFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD5、シドニーFC戦に備える。遠い敵地での戦いへ、勢いはついた。チームの目標であるグループステージ突破に向け、何としても勝ち点をもぎ取って、浦和へと戻りたい。

【興梠慎三】
(前線の3人全員が得点したが)
「これが一番やりたかったことですから。本当にうれしいですし、何より勝てたことが一番うれしいです。チャンスはたくさんあると思うので、いま3人で合計9点ですが、もっと取らないといけないかな、と思います。

1点入れば、相手も出てこないといけなくなるので、その分スペースがあいて、2~3点取れるかなと思っていましたが、後半チュン(李)が決めてすぐに追い付かれたので、また難しい戦いになるのかな、と思いました。しかし、良い時間に2点目、3点目が取れたので、落ち着いて試合を運べたと思います。

前半から点が取れていれば、もっと楽な展開になったかなと思いますが、自分は前半全然駄目だったので、後半巻き返して頑張ろうと思っていました。足元でもらって、思うようにコントロールできなかったので、その分裏へ抜けて狙おうと思っていたら、阿部ちゃんから良いパスが来ました。試合状況に応じて、いろいろな動きができたから、ゴールにつながったのかなと思います。前線の選手が動くことでスペースを作れたり、ボールをもらったりできるので、動き出さないと何も始まらないです。本当に決められて良かったです」

(阿部勇樹がJ1で100試合連続フル出場となったが?)
「すごいことだと思いますし、個人的にも尊敬する先輩の一人ですから、もっともっとこの記録を伸ばしてほしいと思いますし、そいう記念すべき試合で、阿部ちゃんからのアシストでゴールを決められたのはうれしく思います」

(宮崎県の実家は地震で被害は?)
「大丈夫です。祖父の家が熊本寄りなんですが、壊れたものはあるにしても大丈夫だということです。

こういうときに、自分たちが言葉で何かを言えるような状況ではないと思います。僕らができることは、熊本でもレッズを応援してくれているファン・サポーターのみなさんはたくさんいると思うので、その方々のために僕たちが全力でやらないといけないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

1stステージ 第7節 vs仙台 興梠、李、武藤のゴールそろい踏みで快勝 1stステージ 第7節 vs仙台 興梠、李、武藤のゴールそろい踏みで快勝 1stステージ 第7節 vs仙台 興梠、李、武藤のゴールそろい踏みで快勝 1stステージ 第7節 vs仙台 興梠、李、武藤のゴールそろい踏みで快勝

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ