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1stステージ 第13節 vs鹿島 鮮やかな逆転勝利でホームゲーム7連勝

23日、浦和レッズは鹿島アントラーズをホーム・埼玉スタジアムに迎え、明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第13節を戦った。4万1,269人の観客を集めた試合は、オウンゴールで先制される展開となったが、武藤と関根のゴールでレッズが逆転勝利。ホームゲーム7連勝を飾った。

選手入場時には北ゴール裏からビッグフラッグと赤白黒のコレオグラフィが浮かび上がり、スタジアムが熱気に包まれる中で、試合が始まった。レッズは自陣でのボールキープから、リズムを変える縦パスを積極的に狙い、攻撃を組み立てていった。特に右サイドの関根が、ドリブルからラストパスやシュートまで持ち込む場面を多く作った。

30分過ぎからはなかなか前線にボールが入らなくなり、またパスミスも目立ちレッズが守備にまわる時間が長くなるが、選手たちは相手の攻撃に我慢強く対応。また、カウンターから危ないシュートを打たれた場面では、西川がファインセーブでゴールを守った。激しい展開ながらスコアが動かないまま、前半は終了した。

後半はレッズが盛り返し、阿部や森脇が相手ゴールに迫ってシュートを放つ場面を作っていった。一方の鹿島もジネイのポストプレーを起点に攻撃を仕掛けていくが、守備陣がしっかりと守り、ピンチの芽を事前に摘み取っていった。61分、ミシャ監督は李に代えてズラタンをピッチに送り出した。

拮抗した試合は67分、思わぬ形で動いた。鹿島の自陣左サイドからの柴崎のクロスをクリアしようとした森脇のヘディングがそのままレッズゴールに入ってしまい、オウンゴールで1点のビハインドを背負ってしまった。

しかしそのわずか4分後の71分、興梠のスルーパスから抜け出したズラタンが、相手陣内右サイドのゴールライン際からクロス。このボールをゴール前に走り込んだ武藤が頭で押し込み、レッズが試合を振り出しに戻した。

勝ち越しを狙う状況で77分、ミシャ監督は宇賀神を下げて梅崎を右ワイドに入れ、関根を左ワイドに移動。すると、その関根が試合を動かした。83分、相手陣内でボールを奪ったところから、森脇が中央にスルーパスを送り、抜け出した関根がペナルティーエリア内でのカットインから右足でシュート。ボールはクロスバーの下を叩いてネットを揺らし、レッズが逆転した。

直後、ミシャ監督は柏木を下げて青木を入れて中盤の引き締めを図った。90分、相手CKのタイミングでは、スタジアムに響き渡る「We are REDS!」コールが選手を鼓舞。4分のアディショナルタイムでも、選手全員が闘う気持ちを切らさずにプレーし、レッズがそのまま2-1で勝利、ホームでの連勝を7に伸ばした。

次戦、30日(土)19時よりベストアメニティスタジアムにて行われる、サガン鳥栖戦とのアウェイゲームに臨む。

【武藤雄樹】
(2戦連続ゴールだが?)
「本当にゴールに押し込むだけのボールが来たので、ズラ(ズラタン)に感謝をしたいですし、他のつないでくれたチームメートにも感謝したいです。フリーすぎて少し緊張しましたが、決まって良かったです」

(先制されたのは一つのポイントになったのでは?)
「本当に不運な形で失点してしまって、正直なところ『え?』という感じでした。その中で、ホームで逆転するんだという気持ちでプレーできましたし、それが結果につながって良かったです」

(ミシャ監督が前半は慎重すぎたと振り返っていたが?)
「そうですね。今日は縦パスがあまり入らず、浦和らしいサッカーができませんでした。どちらかと言えば悪いときの浦和にある、後ろに、後ろにとなっていました。ハーフタイムに監督からも『ビビりすぎだ』と言われていましたし、その中で後半は、失点したこともありますけど、前に前にといけたと思います」

(失点したことが、前への勢いが出るキッカケになった?)
「悪いなりに我慢しようとみんなで言っていましたが、そこから『行くぞ!』となった面はありますね」

(今日のゴールがJ1通算10得点で、そのうち今季からの浦和で4ゴール。なぜ浦和でゴールが量産できていると感じるか?)
「浦和のサッカーやシャドーのポジションがすごく自分に合っていると感じていますし、試合に出て結果を重ねるごとに自信を深めています。これを続けたいです。ダメなときも出てくると思いますが、その中でもいかにやれるかだと思います。今は、この勢いに乗っていきたいです」

(次節はサガン鳥栖とのアウェイゲームだが?)
「鳥栖になかなか勝てていないという話を聞いていますし、アウェイで難しい試合になるとは思います。今、レッズは自信を持ってみんながやっていますし、負ける気はしません。しっかりと戦って、勝ち点を持ち帰りたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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