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1stステージ 第11節 vs大宮 柏木の値千金決勝ゴールで、レッズがさいたまダービーを制す
8日、浦和レッズはNACK5スタジアム大宮で、明治安田生命J1リーグ 1stステージ11節 大宮アルディージャとの一戦に臨んだ。
ここまで公式戦11戦無敗のレッズと、公式戦10戦無敗の大宮が、2年ぶりとなる『さいたまダービー』の舞台で、お互いの意地とプライドを懸けて激突した。
レッズは前半終了間際の44分、柏木の目の覚めるような右足シュートが決まって先制すると、その後も落ち着いた試合運びを見せて1-0で勝利。アウェイのダービーマッチを制したレッズは、これで公式戦12戦無敗、リーグ4連勝となった。
レッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)浦項スティーラーズ戦から中4日で迎えた一戦となったが、宇賀神、槙野、遠藤、武藤、李、阿部、関根は浦項戦のメンバーには入っておらず、さいたまダービーに照準を合わせて満を持しての出場となった。
チケットは前売券で全て完売。スタンドは赤とオレンジの2色で埋め尽くされ、ダービーらしい熱気に包まれる中、試合はレッズボールでキックオフされた。
前半、レッズはボールを支配ながらじっくりと攻撃を組み立ててゴールを狙って行くが、前からのプレスもあり、なかなか大宮の堅い守備ブロックを崩すことができず。23分には、前掛かりになったところで相手のカウンターを受け、警戒していた家長にポスト直撃のシュートを打たれてしまう。はね返りを拾われ、何度かクロスを入れられるなど守備の時間が続くが、最後は和田のシュートが枠の上へと外れてこのピンチを逃れた。
その後もミスから高い位置でボールを失う場面もあり、ボールを支配しながらもなかなか波に乗れないレッズイレブン。しかし44分、李の素早いリスタートから前線にボールが送られると、相手のクリアボールを柏木がカット。武藤とのパス交換を経て、柏木が豪快に右足を振り抜いてシュートを決め、レッズが先制した。前半アディショナルタイムの2分も、自陣でボールを回してうまく時間を使い、1-0で前半を折り返した。
後半が始まると62分、大宮は点取り屋のムルジャを投入。2トップの一角に据えて、彼をターゲットにボールを入れてくる戦い方を見せた。しかし、そのムルジャには槙野が徹底してタイトなマークを見せ、自由にボールを触らせない守備で封じ込めていった。レッズは、73分に宇賀神に代えて梅崎、75分に武藤に代えてズラタン、84分には、興梠に代えて青木をピッチに送り出した。2人とも前所属チームである大宮との対戦となり、ズラタンは、この試合がレッズで初の古巣対決となった。ズラタンは前線から献身的にボールを追い、青木も中盤で攻守にからむプレーを見せて、2人ともチームの勝利のために闘う姿勢を前面に出してプレーしていた。試合はそのまま1-0で終了となり、レッズがアウェイでのさいたまダービーを制して勝ち点3を獲得した。
次戦は14日(土)、アルビレックス新潟戦が埼玉スタジアムで14時にキックオフされる。次戦もホームでしっかりと3ポイントを獲得してリーグ戦連勝を伸ばし、上昇気流にのって中3日で続くACLラウンド16のFCソウル戦へとつなげていきたい。
【李 忠成】
「バスを降りる前からサポーターの熱気を感じていたので、勝てて良かったです。前半は大宮の守備に苦戦してなかなかシュートまでいけませんでした。後半は立ち上がりから良いペースで試合を運ぶことができました」
(前半は前の3人のコンビネーションがなかなか出なかったが？)
「そうですね、相手もすごく良いプレスを掛けていたし、寄せが早かったです。タフな試合でした」
(李選手の素早いリスタートが先制点の起点になっが？)
「武藤が空いているのが見えました。風に押し戻されて届かなかったですが、陽介の切り替えが早かったですね」
(勝ちきったことが大きい？)
「勝つことが大事だし、アウェイの大宮では相手のDFがすごく良いですから。今までやった中で一番、局面でのボール奪取が早かったと思います。その中でも勝てたのは良かったです。1年に1回しか大宮でのアウェイはないですから、最高の結果だと思います」
(ハーフタイムの指示は？)
「1-0で勝っていたので、0-0のつもりで臨めと言われました。1点のアドバンテージが大きな勝因でした。陽介がすごいシュート打ちましたよね。みんなで右足を磨いてあげました」
(後半は相手の外国籍選手が入って来たが？)
「うまく守れていました。今年は(遠藤)航が入って来て、2対2の局面でもすごくうまく守ってくれます。今のレッズの強みだと思いますし、後ろのビルドアップが良いので前の選手もやりやすいです。後半は空いてきますから、じれずにやった結果だと思います」
(リーグ4連勝で次はホーム)
「ホームは負けられませんし、引き分けも許されません。前の3人は今日、ゴールを取っていないので1-0ではなくて、2-0、3-0、4-0で勝っていきたいです。
その次ね相手はFCソウルです。韓国で一番良いチームです。ホームですし、失点ゼロで行けば勝つ自信はあります。すごく楽しみです。日本で一番良いチームと戦って、どっちが強いのか。見ているみなさんも楽しいと思います」
(試合前にチャントが歌われたが？)
「うれしいですね。チャントを作ってもらえるのはすごく感慨深いものがあります。これでもっともっと活躍しなくてはという思いが強くなります。『ありがとう』だけじゃなく、結果で返したいです。
最初は自分の歌かな？と疑ってしまいました。集中していたので気付かなかったのですが、『歌われているよ』と慎三が教えてくれました」
(今年は「忠成コール」も多く聞こえるが？)
「聞こえますね。うれしいです。だからこそその期待に応えて結果を出したいという気持ちがあります。この2年間、『李 忠成』を見せることができていませんでしたが、今年は見せられる自信があります。次の試合も毎試合、トップパフォーマンスを出してチームの勝利に貢献したいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
ここまで公式戦11戦無敗のレッズと、公式戦10戦無敗の大宮が、2年ぶりとなる『さいたまダービー』の舞台で、お互いの意地とプライドを懸けて激突した。
レッズは前半終了間際の44分、柏木の目の覚めるような右足シュートが決まって先制すると、その後も落ち着いた試合運びを見せて1-0で勝利。アウェイのダービーマッチを制したレッズは、これで公式戦12戦無敗、リーグ4連勝となった。
レッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)浦項スティーラーズ戦から中4日で迎えた一戦となったが、宇賀神、槙野、遠藤、武藤、李、阿部、関根は浦項戦のメンバーには入っておらず、さいたまダービーに照準を合わせて満を持しての出場となった。
チケットは前売券で全て完売。スタンドは赤とオレンジの2色で埋め尽くされ、ダービーらしい熱気に包まれる中、試合はレッズボールでキックオフされた。
前半、レッズはボールを支配ながらじっくりと攻撃を組み立ててゴールを狙って行くが、前からのプレスもあり、なかなか大宮の堅い守備ブロックを崩すことができず。23分には、前掛かりになったところで相手のカウンターを受け、警戒していた家長にポスト直撃のシュートを打たれてしまう。はね返りを拾われ、何度かクロスを入れられるなど守備の時間が続くが、最後は和田のシュートが枠の上へと外れてこのピンチを逃れた。
その後もミスから高い位置でボールを失う場面もあり、ボールを支配しながらもなかなか波に乗れないレッズイレブン。しかし44分、李の素早いリスタートから前線にボールが送られると、相手のクリアボールを柏木がカット。武藤とのパス交換を経て、柏木が豪快に右足を振り抜いてシュートを決め、レッズが先制した。前半アディショナルタイムの2分も、自陣でボールを回してうまく時間を使い、1-0で前半を折り返した。
後半が始まると62分、大宮は点取り屋のムルジャを投入。2トップの一角に据えて、彼をターゲットにボールを入れてくる戦い方を見せた。しかし、そのムルジャには槙野が徹底してタイトなマークを見せ、自由にボールを触らせない守備で封じ込めていった。レッズは、73分に宇賀神に代えて梅崎、75分に武藤に代えてズラタン、84分には、興梠に代えて青木をピッチに送り出した。2人とも前所属チームである大宮との対戦となり、ズラタンは、この試合がレッズで初の古巣対決となった。ズラタンは前線から献身的にボールを追い、青木も中盤で攻守にからむプレーを見せて、2人ともチームの勝利のために闘う姿勢を前面に出してプレーしていた。試合はそのまま1-0で終了となり、レッズがアウェイでのさいたまダービーを制して勝ち点3を獲得した。
次戦は14日(土)、アルビレックス新潟戦が埼玉スタジアムで14時にキックオフされる。次戦もホームでしっかりと3ポイントを獲得してリーグ戦連勝を伸ばし、上昇気流にのって中3日で続くACLラウンド16のFCソウル戦へとつなげていきたい。
【李 忠成】
「バスを降りる前からサポーターの熱気を感じていたので、勝てて良かったです。前半は大宮の守備に苦戦してなかなかシュートまでいけませんでした。後半は立ち上がりから良いペースで試合を運ぶことができました」
(前半は前の3人のコンビネーションがなかなか出なかったが？)
「そうですね、相手もすごく良いプレスを掛けていたし、寄せが早かったです。タフな試合でした」
(李選手の素早いリスタートが先制点の起点になっが？)
「武藤が空いているのが見えました。風に押し戻されて届かなかったですが、陽介の切り替えが早かったですね」
(勝ちきったことが大きい？)
「勝つことが大事だし、アウェイの大宮では相手のDFがすごく良いですから。今までやった中で一番、局面でのボール奪取が早かったと思います。その中でも勝てたのは良かったです。1年に1回しか大宮でのアウェイはないですから、最高の結果だと思います」
(ハーフタイムの指示は？)
「1-0で勝っていたので、0-0のつもりで臨めと言われました。1点のアドバンテージが大きな勝因でした。陽介がすごいシュート打ちましたよね。みんなで右足を磨いてあげました」
(後半は相手の外国籍選手が入って来たが？)
「うまく守れていました。今年は(遠藤)航が入って来て、2対2の局面でもすごくうまく守ってくれます。今のレッズの強みだと思いますし、後ろのビルドアップが良いので前の選手もやりやすいです。後半は空いてきますから、じれずにやった結果だと思います」
(リーグ4連勝で次はホーム)
「ホームは負けられませんし、引き分けも許されません。前の3人は今日、ゴールを取っていないので1-0ではなくて、2-0、3-0、4-0で勝っていきたいです。
その次ね相手はFCソウルです。韓国で一番良いチームです。ホームですし、失点ゼロで行けば勝つ自信はあります。すごく楽しみです。日本で一番良いチームと戦って、どっちが強いのか。見ているみなさんも楽しいと思います」
(試合前にチャントが歌われたが？)
「うれしいですね。チャントを作ってもらえるのはすごく感慨深いものがあります。これでもっともっと活躍しなくてはという思いが強くなります。『ありがとう』だけじゃなく、結果で返したいです。
最初は自分の歌かな？と疑ってしまいました。集中していたので気付かなかったのですが、『歌われているよ』と慎三が教えてくれました」
(今年は「忠成コール」も多く聞こえるが？)
「聞こえますね。うれしいです。だからこそその期待に応えて結果を出したいという気持ちがあります。この2年間、『李 忠成』を見せることができていませんでしたが、今年は見せられる自信があります。次の試合も毎試合、トップパフォーマンスを出してチームの勝利に貢献したいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
