MENU

NEWS

障害者交流センター『センター祭』に平川が参加

8日、埼玉県障害者交流センターで『第13回センター祭』が行われ、浦和レッズから平川忠亮が参加。トークショーなどで、会場に集まった約100人の方々と交流した。




センター祭は、地域の方たちとの交流を目的に障害者交流センターが毎年開催しているイベント。今回のトークショーには、平川と、埼玉県内唯一のブラインドサッカーチーム『埼玉T.Wings』に所属する、ブラインドサッカー日本代表、加藤健人選手が出演した。


最初に、レッズローズ3鉢の寄贈式が行われ、平川から武田一彦所長に、鉢植えが手渡された。

両選手の自己紹介の後、司会者や参加者が、サッカーやプライベートのことを質問する形でトークショーは進んだ。「物事がうまくいかないときにどうするか」という質問に、平川は「うまくいったときの喜びや興奮のために、うまくいかないときにどれだけがんばれるかが大事だと思います。うまくいかないことが当たり前だと思って、常に努力し続け、いつかいいプレーができると思っていれば、難しいことも乗り越えていけると思います」と、回答した。


また、平川は今年、ブラインドサッカーの体験会に参加したことがあり、その感想を加藤選手から尋ねられる場面もあった。平川は、今年のトレーニング中に目を負傷し、一時的に目が見えなくなったときの話も交えながら、「同じボールを蹴る仕事をしていますが、プロの僕らからしても、すごく難しいスポーツだと思いました。そして、やるまえは怖そうだなと思っていましたが、実際に体験したことで、怖さから楽しさに変わりました」と、語っていた。


デモンストレーションの時間では、平川や加藤選手が華麗なテクニックを披露。また、平川がアイマスクをつけ、ガイド(コーラー)※のコーチングをたよりに、ゴールまでの距離や位置を把握し、ドリブルからシュートをするという実技も披露した。ブラインドサッカーでは、ガイド、監督、ゴールキーパー、そして選手同士の声の掛け合いも含めたコミュニケーションが勝負のカギを握る。

※ガイド(コーラー):敵陣ゴールの裏に立ち、攻めている場面でゴールの位置と距離、角度、シュートのタイミングなどを声で伝える役割を担う。


続いて行われたプレゼント抽選会では、レプリカユニフォームやサイン入りボール、色紙などが用意され、当選した参加者の方は、笑顔でプレゼントを受け取っていた。

最後は両選手がそれぞれ挨拶。平川は「今日は一日、ありがとうございました。シーズンも残り少ないので、ぜひ、スタジアムに応援に来てください。また、練習場はこの近くなので、普段も遊びにきて、声をかけてください」と、呼びかけていた。そして会場の方々の大きな拍手に包まれ、トークショーは終了した。

【平川忠亮】
「今日は楽しかったです。加藤選手も、普段からブラインドサッカーのことでいろいろ教えてもらったりしているので、非常に近い関係で、やりやすかったです。ブラインドサッカーについて、広く知ってもらいたいという思いがあるので、非常によかったです」

【加藤健人選手(埼玉T.Wings)】
「ブラインドサッカーはまだまだ知られていないスポーツだと思いますし、今日は埼玉T.Wingsを知ってもらえたというのは、すごくいい機会だったと思います。さいたまのよさとしては、「サッカーのまちづくり」というのが1つあると思います。地元のJリーグチームである浦和レッズさんの選手の方、平川選手と一緒に、このようなイベントをできたということはとても嬉しく思いますし、交流センターの皆さんと、そして浦和レッズの皆さんと、また一緒に何かをやっていければいいと思っています。今後とも、応援をよろしくお願いいたします」


日本ブラインドサッカー協会
http://www.b-soccer.jp

埼玉T.Wings
http://twings.jp

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ