3月10日、開幕戦は0-1という結果だった。数日後、鈴木啓太に尋ねると次のような答えが返ってきた。
「自分たちの狙ってることが出せなかったのが残念です。ただ、これまでトレーニングでやってきたことに手応えはあるし、広島戦ではそういった部分を出せなかったですけど、修正していけばと思っています」
習熟度の違いを感じたとも、啓太は語っていた。
「特に質。向こうが臨機応変に対応してくるところに、こちらはうまく対応できなかった部分もあるし。広島は変化ができると思いました」
あれから8ヵ月以上が過ぎた―。
チームは明日17日(土)、サンフレッチェ広島戦を迎える。

鈴木啓太
「今週はスタート前に3日間のオフも挟んでリフレッシュできましたし、良い準備ができたと思います。次の広島戦は、順位ももちろん重要ですが、まずここ最近ホームで勝てていないというのは順位とは関係なしにハードワークしなきゃいけないところだと思っています。
そして、少しでも上に行くポイントを積み重ねて、ACLを目指すといううえでは、広島戦というゲームは本当に重要です。難しい試合になるとは思いますが、大きな意味を持つ試合だと思っています。
自分たちがやってきて成長しているということはプレーをしていても感じていますし、それを試合のピッチの上で表現すること、そして同じスタイルでやっている相手に対してその成長を衝撃としてぶつけるということは、大事なことだと思っています。
気負いというほどのものはないとは思います。先日のミーティングでも、監督からは『自分たちがここまでやってきた仕事、ゲームの内容などには疑うものはない。それをもう一度このゲームでみんなに見せよう』という話がありました。
まずは勝ち点3、3ポイントを取るということにこだわりたいです。
ホームでしっかりと良いゲームを見せて、勝ち点3取れるように全力でハードワークしたいと思います。熱いサポートをよろしくお願いします」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】