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鈴木啓太「一緒に戦ってくれる人たちの思いを力に変え、チームのために戦いたい」

22日(日)、浦和レッズは明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第17節、ヴィッセル神戸戦を、埼玉スタジアムで迎える。今シーズンのリーグ最終戦となるこの試合は、浦和レッズの選手として16年間プレーしてきた鈴木啓太の、リーグ戦ラストゲーム。しかし啓太はそれを意に介さず、まずはチームが目の前の試合に勝利することを第一に考えている。サポーターの思いを力に変えて戦ってきた背番号13は、神戸戦でも今まで通りの気持ちで、チームの勝利のために、全力を尽くす。


「気持ちとしては、普段通りです。僕が望むのは、チームが勝つことです。

『誰かのために』という風に戦うとあまり良くない結果になるというのは、僕の経験としてあります。とにかく、明日の試合に勝った上で、他会場の結果を見ることができるよう、自分たちが勝つことだけに集中するべきだと思います。

こうした試合では、焦らないことが重要だと思います。相当難しいですけどね。こういう状況で普段通りやるのはとても強い精神力が必要ですし、サポーターの期待や思いもある中でも、しっかりとバランスを取ることが、必要だと思います。

相手も簡単にはやらせてくれないと思いますし、自分自身がどんな場面で出るのか、もしくは出ないのかは分かりませんが、僕はチームが勝つことだけに集中したいと思います。

今は昨年と似たような状況ですよね。だからこそ、最終的にやってみなければ分かりません。自分たちが成長したとは、胸を張って言えますが、結果がどうなるかは、やってみなければ分からないし、それを乗り越えることができなければ、また同じような結果になってしまうだけです。明日の試合で、昨年と違う結果を、チームとして目に見える形で出すことができたのであれば、進歩した、成長したと言えると思います。

個人としては、状況は変わっていますし、自分にとってリーグの最終戦ということは事実としてあるわけですが、個人的にも常に思っていることは、僕自身がどうということではなく、僕はチームのために戦ってきましたし、戦いたいということです。自分自身が出ても出なくても、チームが勝てればそれでいいと思う中でやってきたので、取り巻く環境というか、自分の状況は変わりましたが、僕自身の気持ちは変わっていません。常にそれだけを考えてやってきました。

満員の埼スタでプレーするにあたり、人それぞれ、いろんなタイプがいると思います。ここで決めてやる、という選手もいるでしょうし、感謝の気持ちを持つ選手もいるでしょう。

自分としては、一緒に戦ってくれる人たちの思いやパッションを、ピッチに立つ選手が表現することができるので、その思いを力に変えて戦うということです。自分はそういう思いでやってきました。

とにかく、明日の試合で勝って、結果を待ちたいです。チャンピオンシップもありますが、目の前の試合に勝つことを求めて、みなさんが来てくれると思います。チャンピオンシップに出られるから、という風には思っていません。もちろん順位とかは関わってきますけど、とにかく目の前の試合に勝つ、ただそれだけです。それで勝てれば、スタジアムに来られた方も、『今日見に来て良かった』と思ってくれると思うので、そういった気持ちで、チームみんなで戦いたいと思います。

自分にとってサポーターはどういう存在か?それは明日話しますよ(笑)」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

鈴木啓太「一緒に戦ってくれる人たちの思いを力に変え、チームのために戦いたい」

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