5月31日に行われた済州ユナイテッドFCとの試合では、アウェイゴールを相手に与えることなく、ベスト8進出に貢献した西川周作。6月4日、日立柏サッカー場で行われる、首位柏レイソルとの試合に向けて、抱負を語った。

「柏レイソルは、いまリーグ7連勝中と勢いに乗っていますが、前線からのハードワークや、コンパクトな守備がその勢いの要因になっていると思います。ただ、自分たちもこれまで連勝している相手を止めてきましたし、止めるのはレッズでなければいけないという強い気持ちもあります。特にACLの済州戦ですばらしい試合をした後なので、しっかり結果で示すことで、周りの見方も変わってくると思います。

チャンピオンズリーグでは、バルセロナがパリ・サンジェルマンFCを相手にすばらしい試合をしましたが、その後の試合では負けています。僕らはそうはならないようにしなければいけません。結果を出して、気持ちよく次に向かって行きたいです。

済州戦では、1失点もできない状況でしたし、大きな緊張感やプレッシャーのかかる試合でした。その試合を全員で闘って、無失点で抑えることもできたので、チームとしてより自信を深めるきっかけになったと思います。無失点にこだわる姿勢や雰囲気を、明日も試合が始まる前から全員で作り上げていきたいです。

無失点に抑えるためにも、明日はボールの取られ方に気をつけなければいけませんが、そこはACLでいい経験ができたと思っています。しっかりしたボール回しが落ち着いてできれば、簡単に相手のカウンターも受けることもないと思います。相手の前線からのハイプレッシャーに関しても、こちらがそれをうまく利用していきたいです。いろいろなところにパスコースはあると思うので、全員がそこを狙っていければと思います。なによりも、相手に走り負けないことが一番のポイントです。

日立柏サッカー場は、ファン・サポーターとの距離が近いですし、選手としてはモチベーションが自然と上がるスタジアムです。観戦している方も、選手がどういう声を掛けているかとか、なかなか味わえないものも経験できると思います。試合をやっている自分たちも楽しいですが、見ている人たちも楽しいスタジアムだと思います。

明日はアウェイになりますが、多くのファン・サポーターが駆け付けてくれると思います。レッズが勝ち続けることが、応援してくださる方々の一番のパワーになると思います。応援してくれている方々もお金を払って来てくれているので、僕たちがしっかり結果を残すことで、いい週末を過ごしてほしいと思います。みなさんが来週も気持ちよくがんばれるように、僕たちが明日の試合で結果を残していきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】