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第10節 vs鹿島 「相手の守備を打ち破れず、ホーム初黒星を喫する」

5月4日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第10節、鹿島アントラーズ戦に臨んだ。

今シーズン最多の57,447人が詰めかけたスタジアムで、選手たちは最後まで勝利を目指して戦ったが、前半のビハインドを跳ね返すことができず、0-1で敗れた。

この試合では、柏木と遠藤が負傷で欠場。3バックの中央に那須が入り、ボランチは青木と阿部。前線は、ラファエル シルバの1トップに、興梠と武藤の2シャドーという組み合わせでスタートした。

試合は序盤から、比較的レッズがボールを持つ時間が多くなった。レッズの前線に人をつけてケアする鹿島に対し、焦らずにパスをつないで攻撃を組み立て、左サイドの槙野、宇賀神らが絡んで、チャンスを作っていった。

しかし24分、レッズ側のペナルティーアークでボールを受けた鹿島の金崎に、ドリブルでペナルティーエリア内からシュートを打たれると、ブロックに入った選手に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らされてしまう。やや不運な形で、先制点を許した。

追いつきたいレッズは、相手陣内で得たセットプレーから青木や森脇がシュートを放っていったが、同点ゴールを挙げることはできず、0-1で試合は後半へと進んだ。

後半に入り47分、CKの流れから宇賀神がシュート。52分にはゴール前の連係からラファエル シルバがフィニッシュを狙い、前半以上に攻撃の圧力を感じさせる試合への入りを見せた。ミシャ監督は61分、青木に代えて駒井を投入。駒井はボランチに入りつつ、状況に応じて右サイドへと流れて起点となり、攻撃のさらなる活性化を図った。さらに、66分には武藤に代わって李が交代出場した。

球際でのバトルがより一層激しくなる中、槙野の右ポストを叩くミドルシュートなど、惜しいシーンこそ作ったものの、最後まで鹿島ゴールをこじ開けることはできず、試合は0-1で終了。今シーズン、ホームでの公式戦初黒星を喫してしまった。

次戦は、10日(水)19時(現地時間・日本時間)から韓国・ソウルワールドカップスタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD6、FCソウル戦。しっかりと切り替え、グループ1位通過を手に入れよう。

【那須大亮】
「今日は特に、結果がほしかったです。個人的にもそうですし、チームとしても結果を求めて戦ったのですが、1点が遠かったです。悔しい敗戦になってしまいました」

(レッズらしいコンビネーションがなかなか見られなかったが?)
「相手も研究していると思います。レッズの、流動的に人もボールも動くサッカーを、できた部分はあったと思いますけど、消される部分もありました。でも、その中でも我慢しないといけないというのはあったので、前半の早い時間で失点してしまったのは仕方ないですけど、それ以降をゼロで抑えていれば、同点のチャンスはあると思っていました。現に、惜しいシーンもあったので、そこを決めきるか、というところだと思います。紙一重のところで勝てなかった、というところです。

今日は高い位置でボールを奪うこともなかなかできなかったので、ショートカウンターをする機会もあまりなかったです。その中でもチャンスはあったと思うので、そこをいかに決めきるかだと思いました」

(相手はサイドを警戒していたが?)
「サイドの攻撃力、1対1の仕掛けで相手を上回ると、真ん中も空いてきます。相手もそこは警戒していたところだと思いますし、そこをうまく使えれば、というのはあったんですけど、相手も研究している、そういうシフトを敷いている、というのはやっていて思いました。ただ、それをどうにかかいくぐれるとも思っていましたし、後半は相手が間延びすると思っていたので、どうにかかいくぐって得点チャンスになれば、とは思っていました」

(相手はカウンターを狙ってきていたが?)
「ビハインドだったのでどうしても、リスクをかけてでも取りにいかないといけない部分がありました。そこはわかりきったことでしたし、危ない、ギリギリのところで、周(西川)も含めて、それ以降は失点することはなかったので、その意味ではポジティブだと思います。ただ、結果がついてきませんでした。最低でも引き分け以上、勝ち点1でも、というところはあったんですけど、それを拾えませんでした。でも、ここで下を向いても仕方ありません。これを次につなげないといけないと思います」

(次戦はアウェイのACLだが?)
「切り替えて、この悔しさを次の試合にぶつけるしかないと思っています。ACLとリーグ、日程が厳しい中でいかに結果を出せるかということなので、出し続けられるように、この敗戦に意味を持たせるためにも、次の試合でしっかり勝って、また帰ってきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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