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第1戦はスコアレスドローで、第2戦のホームへ

3日、浦和レッズはヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦をエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島と戦った。レッズが11年ぶりの優勝を目指す同大会の決勝トーナメントは、ホーム&アウェイ方式の2戦トータルで争われる。予選グループBを首位で突破したレッズは、組み合わせ抽選会により広島との対戦が決定。第1戦はアウェイゲームとなった。

レッズはスタメンを先週末のリーグ戦から4人入れ替え、GKに加藤、3バックの中央に永田、ボランチに青木、右サイドに関口が入った。加藤は同大会予選リーグ最終節の名古屋グランパス戦以来のスタメン出場となり、岩舘がレッズ加入後初のメンバー入りとなった。

時折雨が落ちるコンディションの中、19時4分にレッズボールでキックオフ。立ち上がりは両チームが前線から相手にプレッシャーを掛ける姿勢を見せ、攻守に切り替えが早いスピード感のある展開となった。しかし、10分過ぎから広島がレッズボール時にゾーンを下げてブロックを作り始めると、試合は膠着状態に入った。

ボランチの青木が前線でのプレスに参加してラインを押し上げるレッズと、引いて構える広島という相手ボール時に対照的な姿勢を見せる両チームだが、共にチャンスはインターセプトからの速攻で生まれる。前半の半ばを過ぎるとレッズの縦パスをカットされる場面が増え、ワンツーでの突破から何度か決定的なピンチを迎えたが、ディフェンスの踏ん張りもあり0-0でハーフタイムを迎えた。

ミシャ監督に「みんな走っていないし、アグレッシブさが足りない」とゲキを飛ばされて後半のピッチに立ったレッズイレブンは、より攻撃的な姿勢を見せていく。ミシャ監督は60分を前に李と啓太を投入。李と興梠は1トップとシャドーの位置を入れ替わりながら広島の守備網を崩しにかかり、啓太は前線のプレスに参加して全体の運動量をキープした。

ほぼ一方的にボールをポゼッションして完全に主導権を握ったレッズだが、ゴール前で放った李のシュートがゴールポストに当たるなどフィニッシュの精度を欠く。決定機を作りながらもスコアを動かすことができずに時間が経過していった。広島まで駆けつけたファン・サポーターの声援が響く中で最後の交代カードとして関根を投入し、アウェイゴールを狙いに行くレッズだったが、終了間際のコーナーキックのチャンスも実らずにこのままスコアレスで試合終了。ホームでの第2戦につなげた。

7日(日)には、準決勝進出をかけて広島との準々決勝第2戦がホーム・埼玉スタジアムで18時にキックオフされる。

【永田 充】
「今日は、できれば1点を取りたかったですが、最低限のことはできたかなという印象です。前半からもっと質の高いボールを供給したかったですから、試合に入る前の準備に足りないところがあったのかなと思います。後半は出足のところというか、ボールを取った後、取られた後の切り替えのところだけみんなで意識しようと話をしました。それができたことで自然と球際も勝てるようになりました。前半に決められていたら何もならなかったですから。もっともっとボールを高い位置で取れるようにしたかったです」

(サンフレッチェ広島の出方が予想外だった?)
「そうでもなかったです。プレスは長く続いていましたが、あれくらい来ても前にはスペースがありますから、そこをうまく突いていければ良かったです。後半に関してはフィードが何本か出せましたが、本数も質も上げていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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