本日19日の明治安田生命J1リーグ第23節 清水エスパルス戦の出場で、槙野智章がJ1リーグ通算300試出場を達成しました。

Jリーグ26年の歴史の中で100人目の記録達成で、現行の試合数で考えると、日本のトップリーグで9年に渡り、ほぼ全試合に出場し続けなければ達成できない功績となります。

槙野は、広島県広島市出身。サンフレッチェ広島の育成組織から2006年にトップチームに昇格し、その年のリーグでは1試合の出場にとどまりましたが、翌年から徐々に出場数を伸ばすと、守備だけではなく、攻撃面でも活躍するDFとして注目を集めました。

2011年にはドイツの1.FCケルンに移籍、そして、2012年に浦和レッズに加入すると、存在感あるプレーと明るいパーソナリティーでチームを牽引し、その後のルヴァンカップ優勝、AFCチャンピオンズリーグ優勝などに大きく貢献しました。

さらに2012年、J1リーグ最終節の名古屋グランパス戦で決めた、ACL出場権獲得を決める強烈なFKのゴールをはじめ、その後のACLで、海外の強力なFWとの1対1で見せたバトルなど、記憶にも強く残るプレーを見せてきています。

今年開催されたFIFAワールドカップで日本代表としてもピッチに立ち、自身の大きな一つの夢を叶えた日本屈指のDFは、その経験を活かし、今後、浦和レッズでどのようなプレーを見せてくれるのか、大きな期待が寄せられます。

【槙野智章コメント】
「300試合ということですが、プロに入って、たくさんの人のサポートを受けてここまで来ることができました。なによりこのクラブに来て、たくさんの試合に出させてもらっていますので、選手、ファン・サポーターのみなさん、そして、スタッフのみなさんに感謝しなければいけません。
そして、僕らもピッチで熱い戦いを見せられるようプレーしていますが、ファン・サポーターのみなさんはホーム・アウェイ多くの時間とお金をかけて、スタジアムを真っ赤に染めてくれています。そうした人たちに笑顔で帰ってもらえるよう、これからも全力で戦っていきたいと考えています」