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明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝 第2戦 vs鹿島 ホームで逆転負けを喫し、アウェイゴール数で年間優勝を逃す

12月3日、浦和レッズはホームの埼玉スタジアムで、鹿島アントラーズとの明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝 第2戦に臨んだ。

ホームスタジアムに詰めかけた59,837人の観衆、テレビを通じて試合を観戦したサッカーファンの前で、年間優勝を勝ち取るべく最後まで全力を尽くしたレッズだったが、1-2で敗戦。アウェイゴール数で鹿島に屈し、タイトル獲得はならなかった。

レッズはアウェイでの第1戦からスタメンを2人変更。右ワイドに関根、シャドーに高木が入り、第1戦で先発した李と駒井はベンチスタートとなった。試合前には北サイドスタンドに、チャントと共に「PRIDE of URAWA」のメッセージが掲げられ、ファン・サポーターが選手たちを力強く鼓舞した。キックオフに先立っては、11月28日にコロンビアで発生した航空機墜落事故で亡くなられた方々に向け、黙とうが行われた。

試合開始から前線にボールを入れてくる鹿島に対し、レッズの選手たちは要所で身体を張って対応し、ボールを奪った後は空いたスペースを素早く使って反撃。そして7分、関根のスローインから右サイドを抜け出した高木がクロスを入れると、中央に走り込んだ興梠が見事な右足ボレーシュートをたたき込み、レッズがホームで先手を奪った。

スコアが動いた後、鹿島がボールを持つ時間の方がやや長くなったが、粘り強い守備で相手に決定機を作らせず、逆にカウンターから武藤が惜しいシュートを放つなど、チャンスを作っていった。しかし40分、相手陣内でボールを奪われたところからカウンターを受けると、自陣左サイドからのクロスをファーの金崎に合わされて、同点に追いつかれてしまった。前半は1-1で終了。2戦合計スコアは2-1とレッズがリードした状態で、チャンピオンシップの決勝は最後の45分へと進んだ。

後半は、前半以上に球際での激しさも増し、両チームが相手ゴールに迫る場面が多く生まれた。ミシャ監督は59分には高木に代えて青木をボランチに入れ、柏木をシャドーへポジションチェンジ。61分には関根に代わって駒井が、71分には興梠に代わってズラタンがピッチに入り、交代枠を使い切って、残りの時間を戦った。

一進一退の攻防が続く中で迎えた終盤、レッズは鹿島の速攻を受けると、交代出場していた鹿島の鈴木を槙野がペナルティーエリア内で倒してPKを与えてしまった。これを金崎に決められ、79分にリードを許す展開となってしまった。

年間優勝のために1点が必要となったレッズは、槙野が前線に上がり、必死に守る鹿島からゴールを奪うべく猛攻を仕掛けた。終了間際には武藤が決定機を迎えたが、シュートは枠を外れ、試合はそのまま1-2で終了。2戦合計スコアが2-2となり、アウェイゴールの差で、準優勝となった。

この試合で、浦和レッズは今シーズンの全日程を終了。リーグ年間勝ち点1位となり、YBCルヴァンカップではタイトルも勝ち取ったが、最大の目標だった年間優勝を果たすことはできず、最後の最後に悔しさを味わって、シーズンを終えることとなった。

【阿部勇樹】
「ホームで大勢の方が来た中で、勝てなかったことを申し訳なく思います」

(今日の試合を振り返って)
「先に1点取った後、いつもとはちょっと違ったかなと思います。その中でもやっていかなければいけなかった中で、うまく自分たちのプレーを出せなかった部分もあったと思います。その中で同点に追いつかれてしまいました。結果がすべてを物語っていると思います」

(結果が出なかったということだが、何かが悪かった?)
「もっとチャンスのときに決めていかなければいけないと思いますし、相手のチャンスにつながった部分をいかに未然に防ぎ、自分たちの攻撃をしていくということを今シーズンやってきたので、もっと多くの時間で出せればよかったかなと思います」

(1-2になった後はどのようなことを考えてプレーしていたか?)
「1点取らないことにはどうにもならないので、逆に3点目を取られないことも考えなければならなかったですが、なんとか1点取ってまず追いつくことを考えて戦っていましたけど、それができなくて残念です」

(キャプテンとして1年を終えて)
「結果がすべてなので、それだけしかないです」

(サポーターへのメッセージは?)
「感謝しかないです。それを結果という形で返したかったので、結果が出せず申し訳なく思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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