MENU

NEWS

日韓友好50年第10回さいたまシティカップ vsFCソウル「長澤のミドルシュートで追いつき、ドローで終わる」 

12日、2013年以来となる『さいたまシティカップ』が浦和駒場スタジアムで開催された。浦和レッズは、今シーズン、AFCチャンピオンズリーグ グループステージで戦う韓国のFCソウルと対戦し、38分に先制ゴールを許したものの、83分に新加入の長澤が豪快にミドルシュートを蹴り込み、同点ゴールを挙げて、1-1で試合を終えた。

レッズは、昨日沖縄でのトレーニングキャンプを終えて、今季初のさいたまでの一戦に挑んだ。スタメンにはGKに榎本、3バックは右から森脇、遠藤、宇賀神、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに関根、左ワイドに菊池、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を起用して臨んだ。

序盤から、左サイドの菊池が積極的なドリブルや武藤とのコンビネーションの良さなどで、詰めかけたファン・サポーターに存在感を見せていた。

レッズはテンポのいいパス回しで何度もチャンスを演出したものの、FCソウルも球際の強さを見せて攻撃を阻み、一方、機を見て、裏やサイドから仕掛けるFCソウルの攻撃には、遠藤などDF陣が早い予測で自由にさせなかった。

両チームの激しい攻防でスタジアムの雰囲気が盛り上がる中、38分、FCソウルは、レッズの守備の乱れをつき奪ったボールをレッズ陣内左に送り、イ サンホがミドルシュート。このシュートが左サイドネットに突き刺さり、FCソウルが先制し、0-1で折り返した。

レッズは後半、メンバーを全員入れ替え、GKに岩舘、3バックは右から田村、那須、槙野、ボランチには長澤と青木、右ワイドに平川、左ワイドに駒井、2シャドーに矢島とオナイウ 阿道、1トップにズラタンを出場させた。

よりアグレッシブに試合に入ったレッズは、矢島がボールを持つと、思い切ってミドルシュートを狙う。さらに、55分には、中央で長澤がボールを運ぶと、右に開いたオナイウ 阿道がループで狙い、新戦力がゴールに迫った。そして迎えた83分、左サイドの駒井のクロスが相手にあたったこぼれ球を長澤が豪快に蹴りこみ、右サイドネットを揺らす。新加入選手の一発で同点に追いつき、得点を待ちわびていたファン・サポーターを喜ばせた。試合はそのまま1-1の引き分けで終了となった。

レッズは新戦力を含む多くの選手がピッチに立ち、課題を見せつつも昨シーズンKリーグチャンピオンである強豪FCソウルを相手に期待感を持たせる内容を、ファン・サポーターに見せた。試合後の表彰式では、マン・オブ・ザ・マッチに長澤が選ばれた。

次戦は2月18日(土)、日産スタジアムで行われる『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』鹿島アントラーズ戦となる。

【長澤和輝】
(今日の雰囲気は?)
「埼スタよりは小さなスタジアムでしたが、多くのファン・サポーターが来てくれて、応援もすごく迫力があったと思います」

(今日はどんなテーマをもってプレーした?)
「練習でやってきたパスをつなぐことや攻撃の形が出せればと思っていましたが、風やピッチ、タイミングが合わないところもありました。そこは選手同士で話し合って改善していければいいと思います」

(ゴールシーンを振り返って)
「シャドーの選手もいて、ボランチは、青木選手が下がり目で、僕が前目でした。うまい形でペナルティーエリア内にボールが転がってきてくれてラッキーだったと思います」

(相手選手と戦った印象について)
「身体は大きいなとは思っていましたが、僕のほうが重心が低いし、前に入ったり、うまく逆をとってできればと意識してやっていました」

(どんな決意でレッズに戻ってきたか?)
「ドイツから帰ってきて、ジェフで1年やらせてもらって、いろんな経験ができました。呼んでいただいてすごく光栄です。期待されている部分があって呼んでもらっていると思うので、その期待に応えられるように、個人としては、選手として成長できるように、チームとしては、優勝に貢献できるようにしたいと思っています」

【菊池大介】
(幅の使い方が湘南ベルマーレとは違うと思うが、新しい発見は?)
「クオリティはJリーグの中でトップクラスだと思います。前の3人とボランチと後ろとの関わりの中で、少ないタッチで前に運んで行って、飛び出したりとか、フリックを入れてもう1回飛び出していったりとか、いろいろなバリエーションを第1次・第2次トレーニングキャンプと試合を通じて感じてこれて、やっていて楽しいです。もっともっと自分が精度を上げていけば、もっと点にも近づいてくると思いますし、点やアシストが増えていけば、もっと楽しくなってくると思います。今、すごく楽しみながらやっています」

(今季思い描く目標は?)
「去年、年間勝ち点で1位になりながら悔しい思いをしているチームですし、このチームに課せられているのは優勝だと思います。Jリーグだけではなく、ACLとルヴァンカップなど全部を獲るつもりで、自分がその中に入って、しっかり貢献できるように準備しなければいけないと思っています。もちろん課題はありますが、準備はここまで順調にきていますので、そこは続けていくだけですし、もっともっと精度を上げて、自分の中で一日一日を無駄にしないでやっていきたいと思います」

(ビッグクラブゆえの緊張感は?)
「いい感触としてつかめています。今日は浦和駒場スタジアムでしたが、埼スタはまた違う雰囲気の中で、また感触をつかめると思います。すごくワクワクしていますし、その舞台に立てるようにもっとアピールしないといけませんし、しっかり準備しないといけないと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

日韓友好50年第10回さいたまシティカップ vsFCソウル「長澤のミドルシュートで追いつき、ドローで終わる」  日韓友好50年第10回さいたまシティカップ vsFCソウル「長澤のミドルシュートで追いつき、ドローで終わる」  日韓友好50年第10回さいたまシティカップ vsFCソウル「長澤のミドルシュートで追いつき、ドローで終わる」  日韓友好50年第10回さいたまシティカップ vsFCソウル「長澤のミドルシュートで追いつき、ドローで終わる」 

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ