5日、浦和レッズはオーストラリア・ゴールドコーストのロビーナ スタジアムにてブリスベン・ロアーとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL) MD6のゲームを戦う。グループステージではここまで1分4敗。決勝トーナメント進出の望みは絶たれているが、はるばる敵地にやってきた選手たちは、勝利を収めてリーグ戦につなげたいと意気込んでいる。出場すれば、V・ファーレン長崎への期限付き移籍から復帰して初の試合となる岡本拓也に抱負を聞いた。

「グループステージ敗退が決まり、消化試合という位置づけですが、自分にとってはチャンスなので、思い切って積極的にプレーしていきたいと思っています。

今年はずっと左のDFでプレーしているので、出るとしたらそのポジションかなと思います。相手は前から来ると思うので、そこをうまくはがせたらチャンスになると思いますから、しっかりと怖がらずにプレーしたいです。

ブリスベンはもっと蹴るチームなのかなと思っていたのですが、前回の対戦を見たときには、しっかり後ろからビルドアップしてくるチームだと感じました。そこでボールを取れればチャンスになるし、良い守備から良い攻撃につなげていきたいです。

今日の練習の感じでは、ピッチがあまり良くないので、トラップなども気をつけながらやらないといけないと思いますし、リスクを負うところと負わないところをハッキリ分けてプレーしたいです。

自分のコンディションはケガをする前に近づいてきていると思いますから、あとは試合で良い動きを出せるようにしていきたいです。ケガの不安はずっとあることですし、割り切ってやっているので大丈夫だと思います。

相手は球際も強いと思うので、そういうところで負けないようにしていれば、試合の流れはこちらに来るのではないかと考えています。

自分は試合に出るために今シーズン浦和へ戻ってきたので、長崎でプレーした成果をしっかり出したいと思います。

また遠く日本からも100人以上のサポーターの方々が、スタジアムに来てくださると聞いているので、ふがいないプレーはできません。気負いすぎないようにしながらも、しっかり気持ちを込めてプレーし、がんばりたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】