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天皇杯3回戦 vsロアッソ熊本 プレビュー「勝利を掴みチーム全体に刺激を」

浦和レッズにとって11大会ぶりの優勝を懸けた戦いである第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦ロアッソ熊本戦は、7月12日(水)19時より浦和駒場スタジアムでキックオフされる。

チームは9日のJ1リーグ第18節アルビレックス新潟戦に逆転勝利を収め、停滞するムードを変えた。リーグから中2日で行われる熊本戦は、フレッシュな選手が数多く出場することが見込まれる。しっかりと勝利を収め、レッズの強さをふたたび見せて、さらに勢いをつけたい一戦だ。

熊本は、1969年に創部された日本電信電話公社熊本サッカー部が母体となり、2005年2月に誕生。当初は「ロッソ熊本」だったが、2008年からチームからの「赤」と「阿蘇山」を掛け合わせた「ロアッソ熊本」と名称を変更し、現在に至っている。

今季の天皇杯では、J2同士の対戦となった2回戦で水戸ホーリーホックを延長戦の末、2-1で勝って3回戦に進出。1-1で迎えた延長後半の118分、かつて柏レイソルやジュビロ磐田などでプレーしてきた菅沼 実の決勝点で勝ち上がってきた。

主力は元日本代表FW巻 誠一郎。巻のポストプレーの落としに合わせ、周りを衛星的に動く菅沼がチャンスをつくっていく形は要注意だ。

今季のJ2リーグでは現在5勝4分13敗、勝ち点19で22チーム中19位。J3降格圏の21位のカマタマーレ讃岐との勝ち点差6という苦しい状況だ。

しかしながら、清川浩行前監督が成績不振により6月14日に退任すると、池谷友良社長が社長を退いて自ら監督に就任(このタイミングで永田求会長が社長を兼任)。ロッソ熊本時代の2005年から2008年、監督代行として指揮を執った13年に続き、3度目の『監督』となってからは危機感からチームが活性化され、天皇杯での粘り勝ちやリーグ戦ここ2試合負けなし(1勝1分)と上向いてきている。

熊本をさいたまに迎えるレッズは、前述の通り、フレッシュな選手が数多くピッチに立つことが予想される。ふだん出場機会のない選手たちがモチベーション高く戦い、そのクオリティーを示すと共に、きっちりと勝利をもぎ取って、チーム力を示したい。

新潟戦でレッズ加入後初のリーグ戦出場と埼玉スタジアムデビューを果たしたオナイウ阿道は「自分がやれるんだということを、試合に出てしっかりと示していきたい」と意気込みを新たにした。このところリーグ戦でベンチ入りしながらプレー機会の少ない梅崎や長澤にも期待が膨らむ。

リーグ戦での出場機会につなげるプレーをし、チーム全体に刺激を与え、レギュラー争いを活性化させることで、チームに勢いを生んでいくのもフレッシュな選手の役割だ。このタイミングで天皇杯が組まれていることを最大限に生かすべく、最後まで走り抜き、勝利をつかみ取ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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