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元日・国立へ向けて浦和駒場スタジアムで天皇杯初戦

9月11日(水)、浦和レッズは『第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 vs栃木ウーヴァFC』を浦和駒場スタジアムにて19時キックオフで戦う。本大会は8月31日に開幕し、J1、J2の40クラブ、都道府県代表47チームとJFLシードのカマタマーレ讃岐のプロ・アマ合計88チームによって争われる。レッズは1回戦をシードされているため、この2回戦が大会初戦となる。

天皇杯でレッズは、2005、2006シーズンにJリーグ発足以降では初となる連覇を達成している。決勝で清水エスパルスを下した2005シーズンは、FWマリッチが大会5試合すべてでゴールを挙げて優勝の立役者となった。翌2006シーズンは決勝でガンバ大阪と対戦し、終了間際にFW永井雄一郎が決勝ゴールを挙げ、連覇に加えてリーグ優勝との2冠達成の瞬間も同時に迎えた素晴らしい記憶がある大会だ。

本大会は同点で90分が終われば15分ハーフの延長戦、なお勝敗が決しなければPK戦を行って勝者を決める一発勝負のトーナメントとなる。昨年は地域リーグから勝ち上がった福島ユナイテッドFCがJリーグのクラブを破ってベスト16まで進出している。今年も2回戦で名古屋グランパスがJFLのAC長野パルセイロに敗れる波乱が起きるなど、疲労がたまるリーグ戦の合間に対戦が組まれる『ジャイアントキリング』が起きやすい大会だ。

2回戦の対戦相手である栃木県代表の栃木ウーヴァFCは、J3への参加を目指すなど2010年のJFL昇格以来、意欲的な活動を見せている。今季のJFLでは24節を終えて18チーム中の16位と苦戦しているが、2005年の天皇杯準決勝で大宮アルディージャの一員としてレッズと対戦したFWの若林 学など、Jリーグを経験した選手も在籍している。1回戦では埼玉県代表の東京国際大学を2-1で破って2回戦に進出してきた。

レッズにとっては、油断のできない大会初戦となる。リーグ戦、ヤマザキナビスコカップと並行して厳しい日程を戦う中で迎えるこの一戦では、多少メンバー構成が変化する可能性もある。それだけに普段の試合以上の集中力が求められる試合になるだろう。

決勝の舞台となる国立競技場は、来年の7月から建て替え工事が始まる。来シーズンは決勝戦が12月中に開催されることも決定しており、サッカー界に新年の訪れを告げる風物詩としての『元日・国立』は、今シーズンの大会でしばらく見納めとなる。浦和駒場スタジアムでの初戦でしっかり勝利し、リーグ、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯の3冠達成を目指す足掛かりとなる一戦にしていこう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

元日・国立へ向けて浦和駒場スタジアムで天皇杯初戦

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