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上海上港 試合前日公式会見

14日、AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ MD3浦和レッズ戦に臨む上海上港のアンドレ・ビラスボアス監督とGK顔駿凌(イエン・ジュンリン)が、14日、上海体育場で公式会見に臨んだ。

【ビラスボアス監督】
「明日の試合は上海上港、浦和レッズの両チームにとって、勝つことでこのグループで他のチームとの差を広げる試合になります。浦和は調子が良く、Jリーグの試合でも調子が良いと思います。面白く、また困難のある試合ですが、互いに良い結果を出そうと思って戦うことになるでしょう。我々のチームはケガ人もおらず、非常に良い状態です。ACLでもがんばって得点も多く成績が良いです。明日は素晴らしくて激しい試合を見られるでしょう。良い結果を得るためにがんばります」

【質疑応答】
(先週のCリーグで負傷した28番の賀慣=フー・クアン=は明日の試合に出られるか?)
ビラスボアス監督
「残念ながら、彼は優秀な選手であるが、ケガをしたので今回の試合には出られないです」

(過密日程だが明日はベストメンバーで戦うつもりか?)
ビラスボアス監督
「今はまだ大丈夫だ。ほとんどの選手は元気なままです。(中国超級リーグの前節が)金曜日の試合だったので、チームはすでにリカバリーできてフレッシュになっています。明日の試合への準備もバッチリです。4月以降から5月はハードスケジュールで困難な時期になりますが、がんばって良い成績を得るようにしたいです」

(浦和レッズの試合のビデオを観ての評価は?)
ビラスボアス監督
「浦和はゴールがたくさんある攻撃的なチームです。良い技術と規律、チームワークがあり、流れるような攻撃をしてきます。欧州スタイルのプレーをしています。明日は非常に興味深い戦術的な試合になります。このチームに対して私は非常に良い印象を持っています。浦和と我々のチームは、攻撃を重視しているという点でよく似ています。今までの試合の結果を見れば、両チームとも得点が多いです。明日の試合は困難だと思いますが、私には戦術に特徴のある浦和の選手に対して、どのように守備をすれば良いか、考えています。素晴らしいゲームを見せられるように期待しています。

浦和は去年はJ1の決勝で敗れて2位でしたが、今年はこの調子を保っていけば必ず良い成績を取れるチームだと確信しています」

(28番はいつごろ戻れるのか?)
ビラスボラス監督
「明日の試合は出られないが、国際Aマッチデーの後に戻って来られる見込みです」

(明日はどういう試合になりそうか?)
ビラスボアス監督
「互いに攻撃力があります。相手のやり方を見ながらうちの選手に戦術を授けますが、ここでは話せないです」

【顔 駿凌 選手への質問】
(浦和レッズはACL2試合で攻撃力を発揮して4-0、5-2と多くの得点を挙げているが、GKとしてプレッシャーはあるか?)
顔選手
「たしかに浦和は攻撃力が強くて、得点能力のある選手が何人かいます。しかしGKとしては、そういうことを考えずにゴールを守る準備をしっかりして、チームに良い結果をもたらすことが、自分の責任だと思います」

(上海上港はこれまでACL、CSL5試合で全勝し、2失点しかしていない。チームの守備は良くなったのか?)
顔選手
「ここまで2失点に抑えていますが、それはGKとDFだけの仕事ではありません。監督が望んでいるのは11人のチームワークです。試合に出たら11人全員が守備の意識を持って必死で守ることで、そういう結果が出ていると思います」

(浦和レッズは得点力の高い選手が何人かいるが、それに対して何か守備の対策をしているか?)
顔選手
「レッズはこれまでの試合で10数得点する激しい攻撃力を見せていますが、監督は特別な戦術をとることはしていません。ただし中盤から後ろの選手はみんな守備の意識を持つべきで、明日は難しい試合になると思いますが、全員がベストを尽くして頑張らないといけないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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