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ヤマザキナビスコカップ開幕

19日(水)、浦和レッズはヤマザキナビスコカップの開幕戦となる予選リーグ第1節柏レイソル戦をアウェイ・日立柏サッカー場にて19時キックオフで戦う。昨季はACL出場により準々決勝からの出場となったが、今季は予選リーグからのスタートとなる。

レッズは先週末のリーグ戦で、2連覇中のサンフレッチェ広島を相手に2-0の完勝を収めた。前半から自陣に守備の網を張る広島を相手に、焦れることなくボールポゼッションして先制点を奪うと、後半は攻撃に出る相手に対してカウンターアタックを仕掛け、終了間際に追加点を奪って試合を決定づける理想的なゲーム運びを見せた。

柏は今季のリーグ戦でまだ勝利がなく、2分1敗と苦しい戦いが続いている。だが、レアンドロ ドミンゲスや工藤壮人、大谷秀和といった中心メンバーは変わっておらず、最前線にはガンバ大阪などで活躍したレアンドロが今季から加入。地力の高さは疑いが無く、ネルシーニョ監督によるレッズ対策も予想される警戒すべき対戦チームだ。

レッズとしては、ボールとゲームを支配する攻撃的な姿勢をベースにしながらも、始動以来取り組んでいる守備の意識をしっかりと持って試合を進めたい。リーグ戦から多少のメンバー変更も予想されるが、選手層を含めたチーム全体の総合力を生かしての戦いが期待される。また、同大会には23歳以下の選手を対象とした『ニューヒーロー賞』という個人タイトルもあり、過去には坪井慶介や原口元気などが受賞している。今季の対象選手となる矢島慎也や関根貴大たちのブレイクにも期待したいところだ。

昨シーズン、レッズは柏と3度対戦して2勝1敗の成績を残している。だが、その1敗はこの大会の決勝戦でのものだ。国立競技場で死力を尽くして戦った後に、歓喜を爆発させる柏イレブンの表彰式をピッチから見上げた光景は記憶に新しい。大会準優勝も、阿部勇樹の言葉を借りれば「響きは良いが、2位というだけ」である。前年のファイナリスト同士の激突となるが、その悔しさを少しでも晴らして勢いをつけるには絶好の大会初戦だ。

ナビスコカップはリーグ戦や天皇杯と並ぶ国内三大タイトルの1つであり、レッズにとっても2003年にクラブ史上初のタイトルを獲得した思い出深い大会だ。リーグ戦から中3日でのタイトな日程ではあるが、勝ち点3と共に頂点への第一歩を踏み出そう。
(URD:OM)

ヤマザキナビスコカップ開幕

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