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ミシャ監督 大宮戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 第9節 大宮アルディージャ戦 試合前日のコメント

「どの国の、どのリーグの、どの町の試合でも、ダービーは難しいゲームです。明日は、我々にとって非常に難しいゲームになると思いますが、チームはいつも通り、いい準備ができていると思います。力を合わせ、全力でいいゲームをして、勝利をつかみ取りたいと思っています」

【質疑応答】
(大宮はまだ乗り切れていないチームだと思うが、そういうチームと対戦するときに気を付けなければいけないことは?)
「ダービーというのは、それまでの順位や状況といったものは、往々にして関係がないことが多いです。そのときの、その試合の状況の中で、互いのチームの感情、思い、プライドがぶつかり合うゲームになります。チームとしては、走り、戦い、規律を守るという、我々が常にベースとしていることを明日のゲームの中でもしっかりとやること、それが重要なポイントだと思っています」

(大宮は今シーズン、まだリーグで2点しか取れていないが、その大宮に対して一番注意するポイントは?)
「過去のゲームがどうであったかは、あまり関係がないと思っています。常に我々は相手に対して、失点をしないことを心がけていますし、いかに得点するかを考えてプレーしています。明日の試合では6失点しないことが大事でしょうし、だからといって、失点を恐れて10人で守ることもしないでしょう。我々がこれまでにやってきたことを明日の試合でも出していくことが重要であり、明日のゲームは、これまで彼らがどうであったかは、関係ないと思っています。自分たちがどうするかが重要であると思っています。

相手がG大阪であっても、FC東京であっても、大宮であっても、自分たちのやるべきことはそれほど多く変わらないはずです。相手がどうではなく、自分たちがどうするかが、我々にとって重要なはずです」

(ヨーロッパの強豪クラブの、畳みかけて得点していくというスタイルをレッズに植え付けていこうとされているが、今シーズンはそういうメンタルも兼ね備わってきた上での得点増になっているのか?)
「サッカーの世界では、今日こうしようと言っても、明日そうできるわけではありません。日々の積み重ねの中で、そういったものが徐々に出てくるものです。今、我々はシーズン序盤で、そういった傾向が見られていますが、まだまだサッカーの長いシーズンの中で考えれば、言われたような評価をするのは早いと思っています。もしかしたら一歩前進した傾向が見られるかもしれませんが、それが本当にチームの力になっているかは、もう少し長い期間のスパンで見てみないと分からないでしょう。

これまでのチームは、たくさんのチャンスをクリエイトしてきたと思います。ただ、チャンスをゴールにつなげられる割合は、それほど高くなかったと思います。ただ、今シーズンに関しては、チャンスを得点にできている割合が高くなっているとは考えています。一方で、サッカーの世界では、これまでそういう流れできたからといって、今後それがずっと継続するかというと、そういうことではないのも事実です。サッカーの世界は非常に難しいものだと思います。これまでうまくいっていたものが、突然うまくいかなくなるのも、サッカーですし、そういうことも必ず頭の中に入れながら、地に足をつけていくことが非常に大事です。

サッカーの世界のことは、理由を後付けできることが多いです。ただ、実際に起こっていることの理由が本当にそうなのか、答えを見つけづらいスポーツであることも確かです。なぜ、ゴール前フリーで2mのシュートを入れることができず、30mのシュートが入るのか、なかなか理由が見つけられないでしょう。それを後付けで、こうであろうという理由を作ることはできるかもしれませんが、それが本当のものなのかはなかなか証明できないのがサッカーです。

我々が今、得点すること、得点を重ねることに関してうまくいっているというのは、いい流れではあります。ただ、突然、理由もなく、何かしらうまくいかないことが起こるのも、サッカーです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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