3日午後、埼玉スタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ第2戦、ブリスベン・ロアー戦の試合前日公式会見が行われ、レッズからはミシャ監督と柏木陽介が出席し、メディアからの質問に答えた。

ミシャ監督
「ACLはアジア最高峰の戦いということで、どのチームとの対戦も、非常に厳しいものです。我々が戦ったアウェイの水原戦も厳しいもので、全力を尽くしましたが、残念ながら敗れてしまいました。明日も厳しいゲームになると思いますが、全力を尽くして勝利をつかみ取りたい、それだけです」

柏木陽介
「自分たちは、自分たちのサッカーと自分を信じて、楽しいサッカーを見せることがチームの勝利につながると思っていますので、自分たちを信じて、明日の試合は精一杯戦いたいと思っています」

（公式戦2連敗スタートとなったが、これは想定外か、ある程度想定していたものか？）
ミシャ監督
「我々は今シーズンが始まってから2連敗しましたが、私自身は、2連敗したゲームを悲観していません。ガンバ戦においては、非常に良い戦いが出来たと思っています。スポーツですから、勝つときもあれば負けるときもあります。そこで自分たちを見つめていかなくてはいけないのは、我々がどういうゲームをしていたか、です。ガンバ戦は内容もよかったですし、そのことは今後の我々に対して、ポジティブなものを与えてくれたと思っています。我々に必要なのは、1つの勝利です。それが我々を良い方向に導いてくれると感じています。メディアのみなさんが2連敗をどう捉えるかは自由ですけれども、私自身は、この2試合で悪い戦いをしたとは思っていません」

（ブリスベン・ロアー、もしくはAFCアジアカップ2015を制したオーストラリアサッカーの印象は？）
ミシャ監督
「ACLに出場するチームは、どのチームも強いです。そしてブリスベンに関しては、アジアカップで優勝した国を代表するチームです。ここ最近、オーストラリアはサッカーに対して非常に力を入れていて、リーグのレベルも非常に上がっています。その国のリーグを勝ち上がってきたチームですから、非常に手強いと思います。チームの特徴としては、パスを多用し、アグレッシブさを持つ、良いサッカーをするチームだと思っています。ただ、我々も決して相手にひけをとらないパスサッカーを展開できるチームです。相手に対してゴールに向かっていく力はあると思いますから、明日のホームゲームでは、是が非でも勝利をもぎ取りたいと思っています」

柏木陽介
「正直、あまりわからないです。オーストラリアのチームと試合をしたことは個人的にもないですし、先ほどビデオで初めて相手のプレーを見ました。自分自身はあまりサッカーを見ないので、意識はしていませんが、先ほど見た感じでは、よくパスをつないで、良いサッカーをしているという印象です。基本的に、オーストラリアのチームのイメージは、背が大きくて、蹴ってくるという印象でしたが、そうしたパスサッカーをする相手と対等に勝負できるのは楽しみです。まずは相手どうこうよりも、自分たちがどうあるべきかということをしっかり考えて、自分たちらしくプレーしていけたらと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】