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ホーム開幕戦、主導権を握り勝利を飾る

新たな歴史を刻む為に今シーズンも共に
1-0勝利で開幕2連勝! ホーム開幕5年連続勝利! Jリーグ第2節、名古屋グランパスとのホーム開幕戦は快晴の埼玉スタジアムに5万2,293人の大観衆を集め、16時5分、浦和レッズボールでキックオフされた。
赤と白のビジュアルで彩られたスタンドからこれ以上ないパワーを受けたレッズの先発は、2-1で快勝したサンフレッチェ広島戦と同じメンバー。対するグランパスは闘莉王の欠場により、ジュビロ磐田との開幕戦で採用した3バックではなく、4バックでのスタートとなった。
試合は立ち上がりから両チームが互いの特徴を出しながら、積極的に攻撃を仕掛けていく姿勢を見せる。
レッズはGKを含め、後方からしっかりとボールをつなぎ、1トップの興梠、2シャドーの柏木と原口を中心とするコンビネーションで相手を崩していこうというスタイル。グランパスはFW矢野貴章を初めとする前線からのプレッシングで高い位置でボールを奪い、一気にゴールに迫ろうという戦いだ。
4分、レッズに最初の直接FKのチャンスが訪れるも、柏木のキックはゴールを外れる。すると6分、今度はグランパスが直接FKを獲得。こちらも藤本が直接狙ったが、加藤が無難にキャッチした。
最初にビッグチャンスを作ったのはレッズだった。12分、興梠が相手守備の裏を突き、原口、柏木とつなぎながらシュートチャンスを窺う。けれどもグランパスの戻りも早く、なかなかシュートコースが見つからない。最後に阿部が放ったシュートはバーを超えた。
グランパスは13分に小川のシュートが右ポストに当たる場面があったが、それ以外はレッズの守備陣が冷静な対応でピンチを防いでいった。
試合が動いたのは後半に入ってから9分が経過していたときだった。後半も互いにメンバーを変えずにスタートした両チームだが、グランパスは試合の序盤に見せていたプレスがなくなり、レッズが後方で楽にボールを回しながらスピードアップのタイミングを見計らうという展開になる。
すると52分にグランパスの新外国人ヤキモフスキーが足を痛めたことでプレーが一時中断。試合が再開された直後の54分、宇賀神が右足でゴールを決め、レッズが先制する。
センターサークル付近でボールを持った啓太がペナルティーアーク付近にいた興梠に縦パス。相手DFの前に出ながらペナルティーエリア内に侵入した宇賀神へパスが渡ると、背番号3が打ったシュートは横っ飛びしたGK楢崎の手をかすめることなく、ファーサイドのネットを豪快に突き刺した。
反撃に出ようとするグランパスは62分、中村から田口、藤本から玉田へとフレッシュな選手2人を同時に入れ、76分には小川から田鍋へと交代策を推し進める。
けれども、相手が前掛かりになったことで逆にレッズのチャンスが増えていく。一方でミシャ監督は66分に右ウイングバックの梅崎を平川へと代え、チーム全体の守備マネジメントの意識統一を図る。79分には原口からマルシオ リシャルデスへ、85分には柏木から那須へと代え、試合をさらに引き締めた。
試合はこのまま1-0でレッズが逃げ切り勝ちを収め、試合終了のスタジアムでは「We are Diamonds」の大合唱が起きた。選手たちは一人一人が文字の入ったTシャツを着て「新たな歴史を刻む為に今シーズンも共に」とのメッセージをファン・サポーターへ送った。
終わってみれば、相手のハイプレスを受け守勢に回った時間が全体の中でわずかにあった以外は、ほぼ主導権を握りながら試合を進めたレッズ。12日(火)には中2日でAFCチャンピオンズリーグ・グループステージF組第2戦ムアントン・ユナイテッド戦に臨む。

【鈴木啓太】
(宇賀神の決勝ゴールの起点となるパスを興梠に出した場面については?)トレーニング中から良い動き出しをしてくれていますし、スルーパスなのか、足元に強いパスを入れる方がいいのかという選択に関してはしっかりとトレーニングの中からできています。今回はその中で、彼の良い動き出しと、自分の前にスペースがあったので、持ち上がりながらという感じでした。
(相手のプレスは?)前半はだいぶ圧力が掛かっていましたが、後半少しあいてきたところもありますし、ドリブルするスペースがあったので、ドリブルが有効かなと考えていたので、下がって前に運ぶという形でした。あそこまでプレッシャーに来るとは思っていなかったので、前半は難しかったです。特に充と阿部のところにプレッシャーに来ていました。でも後半は続かないと思っていました。

【槙野智章】
ACLで負けてしまいましたが、広島での開幕、そして今日と負けから学べていると思います。非常に充実した結果が出たと思います。
(サポーターの雰囲気作りもすばらしかったが?)そうですね。いつでもすばらしい雰囲気を作ってくれますし、鳥肌が立ちますし、コレオグラフィーを見ても、本当に気持ちが入ります。終盤の声も僕らを動かしてくれました。すばらしい12番目の選手たちが僕らにはついているなと感じています。
立ち上がりに相手が前から来ましたが、そこでロングボールを蹴ってしまうと相手の思うつぼですし、時間がたつにつれて、スペースがあいてくることは分かっていました。間があいてくると考えていたので、時間との勝負かなと思っていました。
昨シーズンと違うのは1点を取った後の、ゲーム運び、それと守備への意識ですね。セカンドボールも拾えていますし、その辺が昨年との違いかなと思っています。
選手みんなが同じ意識を持ってやることが大切でしたし、最後の最後まで自分たちのサッカーができたかなと思います。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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