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ホーム埼スタでの初対戦、七夕の夜に白星を飾り上位再浮上へ

Jリーグ第17節サガン鳥栖戦は7月7日(土)18時より、埼玉スタジアムで行なわれる。前半戦の折り返しであり、ホームでの戦い。ここで手にしなければいけないのは何と言っても勝ち点3。それに尽きる。

浦和レッズは前節のセレッソ大阪戦で前半に先制したものの、その後はチャンスにゴールを決めることができずに時間が過ぎていき、後半アディショナルタイムにまさかの同点弾を喫してしまった。

これでベガルタ仙台戦に続いて2節連続のドローとなり、順位は3位から5位に後退した。混戦の中で上位に追いつき、追い越す好機に足踏みをした点は十分に反省しなければいけないことだ。

とはいえ、攻撃面では後方からのビルドアップが安定してきており、決定的なチャンスを生み出せている。守備でも、受け身に回ってラインを下げてしまう時間帯が見受けられることはあるが、混乱に陥っているような場面はなく、リーグ7戦負けなしと良い流れは継続している。

今の課題はいかに得点機を生かしてゴールを奪うか。そもそも、人もボールも動く攻撃的なミシャ流サッカーは、1点のリードを守り切るというスタイルではない。得点機に集中を切らさずにゴールを決めて勝ち切る強さを養っていく必要がある。

対戦相手のサガンとは1か月前にヤマザキナビスコカップ予選リーグで対戦し、1-2で敗れている。ロングスローから豊田陽平に先制された後、マルシオ リシャルデスのゴールで一度は追いついたが、直後にミスから失点を喫してしまい、非常に悔いの残る敗戦だった。また、この黒星でレッズは同カップ戦の決勝トーナメント進出を逃している。

さて、サガン戦で思い返されるのはレッズ史のみならずJの歴史にも名を残すあの激闘だろう。1年での復帰を誓い、J2を戦った2000年。最終節でサガンと対戦したレッズは、1-1のまま延長に入り、土橋正樹の奇跡的なミドルシュートでJ1復帰を果たした。この年のJ2での4戦から12年。次はJ1リーグでは初の対戦であり、埼玉スタジアムでの対戦も初となる。

サガンは開幕前の下馬評を覆し、現在も上位をうかがう位置につけている。6勝6分4敗で9位だが、3位から5位にいる3チームとの勝ち点差はわずか3だ。

特筆すべきはリーグ最少の失点数。元韓国代表ユンジョンファン監督の下、全員がハードワークをこなす。1トップの豊田、ドリブル、クロスでチャンスを創り出す水沼宏太ら、一癖あるタレントがそろっており、侮ることはできない。

レッズはまず運動の量と質で負けないことだ。局面で常に数的優位な状況を作り出し、ボールを動かし続けたい。また、どこでプレスをかけ、ボール奪取するかという共通意識も重要だ。

7月7日(土)は七夕。勝利を願い、ホーム埼玉スタジアムで「ナビスコカップの借りを返そう」と燃えている赤き戦士をスタンドから鼓舞し、ともに白星の喜びを分かち合おう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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