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ホームで勝利をつかみ弾みをつけよう

開幕5試合を終えて3勝1分1敗、勝ち点10で現在6位。2008年以降最も良いスタートを切っている浦和レッズの次の試合は、14日(土)15時よりホーム埼玉スタジアムで行なわれるJリーグ第6節ヴィッセル神戸戦だ。
前節のアウェイでの鹿島アントラーズ戦では、開始直後に失点を喫してしまったもののわずか1分後にマルシオ リシャルデスのゴールで追いつき、その2分後にはポポが決めて逆転。さらにマルシオリシャルデスがPKを決めて突き放しに成功した。後半はアントラーズの反撃を一丸となって弾き返しながら、3ー1の勝利を収めている。
“ミシャ監督”ことペトロヴィッチ監督が「勝利に値する素晴らしい試合をした」と語れば、選手たちも「自分たちのやりたいサッカーを見せられた」と胸を張った。
けれども、チームはただ満足しているわけではない。阿部勇樹や坪井慶介が「失点の場面や後半に押し込まれた点などを修正していかないといけない」と口をそろえて反省するように、良いムードに包まれながら、さらなる向上心と厳しさを持ってトレーニングに励んでいる。
ヴィッセルは今オフに大規模な補強を敢行したことで話題を呼んだ。アントラーズから田代有三、野沢拓也、伊野波雅彦(昨シーズン後半はクロアチアリーグでプレー)、ガンバ大阪から橋本英郎、高木和道と、いずれも前所属クラブで主力として活躍し、年齢的にも脂の乗った実力者を招き入れた。GK徳重健太と左サイドバックの相馬崇人の“元レッズコンビ”もおり、個の力は明らかに上がったと言える。
その効果が早速現れたか、開幕から2試合は連勝スタートを切った。だが第3節からは3連敗中。ヤマザキナビスコカップを含めると公式戦4戦連続無得点で4連敗中と大きく調子を落としている。大幅なメンバー入れ替えのため連係面に難を抱えているようだ。
レッズはアントラーズ戦で見せたような素早く鋭いコンビネーションでヴィッセル陣内を混乱させたい。本来のパフォーマンスを見せ始めているマルシオ リシャルデスや、調子が上向きのポポ、得点に絡む回数が飛躍的に増えている柏木陽介らはもちろんのこと、両ウイングの平川忠亮や梅崎 司、ボランチの阿部勇樹らが前線へ飛び出していく連動性のある攻撃にも期待したい。
警戒するべきポイントは、精度の高いキックを持つ野沢によるセットプレー。吉田孝行や大久保嘉人といったスピードある選手に前を向かせないことも重要になる。そして注意したいのが試合への入り方だ。ヤマザキナビスコカップのジュビロ磐田戦、アントラーズ戦と公式戦2試合連続で前半の立ち上がりに失点しているのは反省材料。しっかり集中した状態でピッチに立つことが必要だ。
レッズにとってヴィッセルはリーグ5連敗中と苦手にしている相手だが、変貌を遂げつつある今の状態からすれば、過去のデータは関係ない。4月最初のホームゲームでしっかりと勝利をつかんで苦手意識を払しょくし、大勢のファン・サポーターとともに喜び合おう。
【浦和レッズオフィシャルサイト(URD:OM)】

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