5月16日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(明日の試合で表現したいことは？)
「表現する前にまずは勝たなければいけません。名古屋戦に関しては以前にも発言しましたが、彼らは非常にいいチームで、私たちはブリーラム戦の疲れを少し引きずったままその試合に臨みました。今はもう選手たちはフレッシュな状態です。ですので、パフォーマンスは名古屋戦に比べて必ず上がると思います。湘南は名古屋と特長が全く違ったチームです。コンパクトでアグレッシブで、去年の(JリーグYBC)ルヴァンカップを獲れたのも偶然ではないと思います。監督も7年目ですし、非常に難しいゲームが待っていると考えています」

(いつも試合の前々日はセットプレーの練習を行っていたが、昨日はゲーム形式の練習だったが？)
「修正するところ、新たに試すところがありましたので、昨日はあのようなトレーニングになりました。本日がセットプレーのトレーニングになりましたが、攻撃と守備の両方を行いました。一週間フルで使えるときはセットプレーの練習も二日に分けて行うこともありますが、今回は試合が金曜日ということもありましたので、リカバリーの後二日しかトレーニングの日数がない中で、このような形にしました」

(新しいことを試すとあったが、ファブリシオ選手がケガする前のシステムを試していたようだが？)
「ファブリシオが戻って来ればその形ができます。昨年ファブリシオが入ることによって、前線でボールをキープすることもできましたし、8得点も取ってくれました。ですので、私にとって良いと思える形の一つです」

(選手のターンオーバーも考えているか？)
「選手によっては連戦の疲れが蓄積しています。ですので、フレッシュな選手を使うかどうかは、出ている選手が回復しているかどうかによります。選手たちの回復の状況をずっと見守っています」

(岩武選手と話しているシーンも見られたが？)
「岩武は去年の練習参加から非常に良い姿を見せてくれています。真剣に良い練習を続けてくれていますし、右サイドバック、或いは右ウィングバックというポジションの役割をしっかりできる選手です。彼の進化を見守っているところですが、彼が試合に出るのも時間の問題だと思います」

(岩武選手が試合に出場したらどんなプレーに期待したいか？)
「練習で見せている姿を試合でも見せてくれたらと思います。攻守に渡ってアグレッシブなプレーを見せてもらいたいですし、橋岡が行っているように、試合を通じてアップダウンを繰り返すことも、若さゆえのエネルギーがありますのでできると思います」

(湘南のストロングポイントで、特に注意しなければいけないところは？)
「湘南はバランスの取れたチームだと思います。枚数を掛けて攻撃を仕掛けますし、帰陣も速いです。そこが湘南のストロングポイントだと思いますし、だから失点が少ないチームでもあります。そういったところが湘南のストロングポイントだと思っています」

(負けられない試合を前に、監督としての気構えはあるか？)
「今回はホーム2連戦ということで、移動がないことは大きなポイントです。移動で失う時間がないため、より長い時間メディカルにかかってケアができる状態は、アウェイの連戦より優位な状態です。湘南戦が終わった後に北京国安戦に向かいますが、間の日数もあまりありませんので、そこで私たちにできることは選手たちをしっかり回復させることです」

(ゲン担ぎはあるか？)
「私は現実主義です」

(マウリシオ選手の状態は？)
「良い回復を見せています。スペシャルトレーニングをこなして、コンディションも上げてきていますので、全く問題ありません。湘南戦もプレーできます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】